アクティブ・レンジャー日記
川でじゃぶじゃぶ生き物探し!ミニ水族館を作りました 【屋久島地域】
2019年10月18日みなさん、こんにちは!
屋久島自然保護官事務所の水川です。
ずっと暑くて湿度が高かった屋久島も、ここ数日でガラッと秋の空気にかわりました。
登山が気持ちよくできる季節です。
さて、10月5日(土)に、今年度第一回目の自然に親しむ集いを実施しました。
今回は、「川でじゃぶじゃぶ生き物探し!作ろうミニ水族館」と題して、屋久島の東に位置する小瀬田の男川(おとこがわ)で、生き物採集と川にあるものを使って水槽作りをしました。
参加者の皆さんに水槽についてのイメージを持ってもらうため、早朝から職員で生き物採集と流木や石ころ収集をして見本の水槽を作成しました。
▲見本の水槽。ハゼや小魚、テナガエビやスジエビが入っています。
活動は、はじめに川で思う存分生き物を採集しました。
▲生き物採集の様子。
▲捕まえたカニがバケツの中で脱皮しました!
生き物採集と水槽の材料集めをした後、材料を飾って思い思いの水槽を作りました。
▲水槽作りの様子。
▲ドングリを入れてみたりカタツムリの殻を飾りに使ったりと、集めた材料が一人ひとり違って、見ていてとても楽しかったです。
水槽に採集した生き物を入れて完成です。
それでは、子ども達が作った水槽をご覧ください↓
▲水槽の外にまであふれる豊かな感性。あっぱれです!
▲捕獲後脱皮したカニの殻は水面に飾りました(左)。
▲それぞれの水槽に入った生き物たち。
今回の活動は、難しいことを抜きにして、生き物採集を楽しんでもらうこと、自然のものを使って遊ぶ楽しさを知ってもらうことを目的に企画しました。
子どもも親御さんも夢中になって生き物を採集して水槽作りを楽しんでくれて、私たちも水槽作りで発揮された子ども達の豊かな感性と自由な表現を楽しませてもらえる活動となりました。
活動後、採集した生き物と水槽の材料は川に戻しました。