アクティブ・レンジャー日記
ドラゴンボートでクールシェア 【屋久島地域】
2019年08月15日みなさん、こんにちは!
屋久島自然保護官事務所の水川です。
8月6日(土)、屋久島の宮之浦川にて第12回屋久島町ドラゴンボート大会が開催され、屋久島自然保護官事務所職員と屋久島国立公園パークボランティア有志の方でチームを作り出場しました。
ドラゴンボート大会は、屋久島の夏の風物詩として毎年行われており、竜をあしらったボートで200m漕ぎ、速さを競います。
ドラゴンボートの起源は紀元前278年の中国で、日本へ最初に伝えられたのは長崎といわれています。(参考:日本ドラゴンボート協会)
長崎ではこの舟漕ぎ競争をペーロンと呼びます。
沖縄にもハーリー(ハーレー)と呼ばれる舟漕ぎ競争がありますね。
屋久島では旧上屋久町が1993年にドラゴンボート大会を開き、その後合併によって現在の屋久島町になった2007年からは全島から参加する大会となっているそうです。(参考:屋久島経済新聞)
大会までの練習日は皆定時退庁し、宮之浦川に集まって練習しました。健康的なゆう活を実践しました。
【内閣府大臣官房政府広報室HP】
https://www.gov-online.go.jp/tokusyu/u-katsu/
さらに川はとっても涼しく夕涼みにぴったりでした。自然の中、皆でクールシェアです。
【環境省HP】
http://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/coolbiz/coolshare/
▲練習の様子。
さあ、いよいよ大会当日です!
▲会場の宮之浦川。橋の下がスタート地点です。
▲レース直前。真剣な表情で作戦の最終確認です。
▲レーススタート!赤い旗が我々のボートです。
▲後半は腕が上がらなくなりますが、太鼓の音に合わせて必死に漕ぎました。
▲ゴール付近にはチームの旗を振って応援してくださる方々。
結果は準決勝に進んだものの惜しくも敗れてしまいました。
優勝したのは何年もドラゴンボート大会に出場しているチーム。
初出場の我々では到底かなう相手ではありませんでした...。
しかし、練習の日々から大会当日まで、パークボランティアの皆さんと涼しく楽しい時間を過ごすことができ、とても良い夏の思い出となりました。
パークボランティアの方からは、皆でこうして何かをする機会はとても良かった。色々な話もしやすくなる。と、おっしゃって頂きました。
反省点もたくさん挙げられたので、それを活かして来年も皆で出場したいと思います。
皆さんも、この夏は自然が多く涼しい場所に出かけて、暑さを乗り切りましょう!
▲皆さん、お疲れ様でした!