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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

知林ヶ島の砂州を渡ろう!【錦江湾地域】

2019年06月21日
霧島錦江湾国立公園 椎葉美香

616日に鹿児島地区パークボランティアによる自然観察会が開催されました。

知林ヶ島には、3月から10月にかけて干潮時になると島まで続く砂の道(砂州)が現れます。

砂州を渡る前に多良浜を経由して、植物観察を行いました。

浜辺一面のハマゴウは紫色の花が咲きはじめて見頃です。

多良浜植物観察会(2019年6月撮影) 多良浜ハマゴウの花(2019年6月撮影)

▲多良浜植物観察会                 ▲ハマゴウの花

砂州を歩きながら、風が松を揺らして立てる音から知林ヶ島と呼ばれるようになったことや歴史などについパークボランティアの解説を聞きながら約20分の砂の道を歩いていきます。

知林ヶ島の砂州渡り(2019年6月撮影)パークボランティアによる知林ヶ島解説(2019年6月撮影)
▲パークボランティアによる解説

砂州の奥まで歩くと島内に上がれる階段があるので、希望者と一緒に南展望台まで上がりました。

高台からの眺めは階段を上がった後の疲れを忘れさせてくれます。

知林ヶ島南展望台からの眺め(2019年6月撮影)

▲南展望台からの眺め

このパークボランティアによる砂洲渡り自然観察会は年数回行っていますので是非ご参加ください。また、心地よい風が、梅雨であることを忘れさせてくれ、爽やかな気分になれますので、近くにお越しの際は渡ってみてください。

2019年の砂州出現予測はこちら

http://www.ibusuki.or.jp/tourism/view/chiringashima/