アクティブ・レンジャー日記
九州アクティブ・レンジャー会議in阿蘇
2019年03月27日みなさん、こんにちは!
屋久島自然保護官事務所の水川です。
3月19日~20日に、九州管内のアクティブ・レンジャー12名と、九州地方環境事務所のアクティブ・レンジャー窓口を担当しているレンジャー1名、計13名が阿蘇に集まり、打合せや研修を行いました。
【1日目】
阿蘇草原保全活動センター(草原学習館)で、来年度のアクティブ・レンジャーの運営体制や企画展の打合せを行いました。
▲次年度の打合せをしている様子。
また、環境省阿蘇くじゅう国立公園管理事務所の田村所長が、環境省やレンジャーについて、また、これまでのレンジャー生活(南極保全・釧路のタンチョウ保護)について講話しました。
▲田村所長による講話の様子。
大変貴重なお話しを聞くことができました。アクティブ・レンジャーからの質問や悩み相談にも丁寧に答えてくださいました。
さらに、時間の許す限り、えびのの廣澤アクティブ・レンジャー(プロカメラマン)によるスキルアップのための写真講座を開催しました。
▲廣澤アクティブ・レンジャーによる写真講座。パワーポイントを使って写真撮影のポイントを解説してもらいました。
【2日目】
まず3月17日に民間施設の阿蘇火山博物館内に新しくオープンした阿蘇山上ビジターセンターを見学しました。
阿蘇山上地域の自然や文化、トレッキングなどの情報の他、国立公園や阿蘇の観光情報などを紹介する展示施設で、民間施設と一体となって情報提供を行う全国で初めてのビジターセンターです。
▲阿蘇山上ビジターセンター。
▲阿蘇の藤田アクティブ・レンジャーが案内してくれました。
▲タッチパネル、展示物に映像が映し出されるなど、最新技術満載の展示で驚きました。
右は、覗きこむとウサギの目線で阿蘇の草原を駆け巡る体験ができる展示です。
続いて、草千里展望所で、前日に引き続き廣澤アクティブ・レンジャーによる写真講座(実践編)を行いました。
普段巡視などで使用している事務所のカメラやスマートフォンを用いて、阿蘇の景色を様々なモードで撮影し、撮影テクニックを学びました。
▲廣澤アクティブ・レンジャー(左)に撮影テクを学ぶ様子(右)。
▲撮影会の様子。
田村所長の講話でモチベーションもグンと上がり、次年度の企画展についても話を進めることができ、とても有意義な会となりました。
そして、今回学んだ写真撮影テクニックを活かして、来年度開催予定の企画展に向けて良い写真を撮っていきたいと思います!
▲最後にみんなで集合写真。