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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

国際サンゴ礁年2018 クロージングイベント報告【石垣地域】

2019年01月28日
西表石垣国立公園 神保彩葉

こんにちは。

石垣自然保護官事務所の神保です。

早いもので、もう1月も終わりを迎えようとしていますが、

前回告知させていただいた、国際サンゴ礁年2018クロージングイベント@石垣島の

ご報告をさせていただきます。

このイベントは、国際サンゴ礁年2018の一連の取り組みを共有するとともに、

サンゴ礁の恵みや保全、地球温暖化対策について広く周知するため、

主催:環境省、石垣市、共催:沖縄県、協力:WWF-Jによって、開催されたものです。

ステージプログラムでは、「やえやまサンゴカフェ」でおなじみ(?)のハカセと助手が再登場し、

全国各地で行われた国際サンゴ礁年2018の取り組みの振り返りをしてくれました。

ハカセと助手が再登場!

新ネタも披露!

振り返りの後は、石垣島内小学校によるサンゴ礁保全の学習成果を発表。

今回は、新川小学校、川平小学校、野底小学校、平久保小学校、八島小学校の5校が発表してくれました。

新川小学校

八島小学校

各校発表後の琉球大学土屋先生からの愛の詰まった(!?)質疑&講評に、

発表する子どもたちは、ハラハラドキドキな様子でした(^^;)

小学校の発表の後は、

琉球大学土屋先生と気象予報士・気象キャスター、井田寛子さんのトークショー!

土屋先生からは、「サンゴ礁の恵みと保全、わたしたちにできること」というテーマで、

サンゴ礁の重要さや自分たちにできることをわかりやすく説明いただきました!

井田キャスターからは、「2100年未来の天気予報」をご紹介!

データベースをもとに、未来の予想最高気温や台風の進路等もお話してくれました。

2100年全国の予想最高気温。

また、メインステージ以外にも、国際サンゴ礁年2018オフィシャルサポーター企業や様々な団体が

展示ブースで取り組み報告を行っておりました。

展示ブースの様子

↓詳細はこちらをご覧ください。

(オフィシャルサポーター企業)

ダイビングと海の総合サイト・オーシャナ記事

https://oceana.ne.jp/infomation/89230

そして!今回はゆるキャラがなんと3体も登場!

なかなかこの3体が揃うことはない!と会場では大人気!

ゆるキャラ撮影会のほかにも、各ブースを回るプレゼント付きのクイズラリーもあり、

子どもたちは喜んで参加していました。

左からWWFのコパンダ、石垣市のぱいーぐる、

つなげよう支えよう森里川海アンバサダーのアヒル隊長。

さらに、国際サンゴ礁年2018アンバサダーさかなクンから、ビデオメッセージが届きました!

さすがは人気者さかなクン!みなさん画面に見入っていました~。

これからもサンゴがあり続けるために、一人一人の想いを強く持ちましょう!

ラストは環境省自然環境局自然環境計画課の植田明浩課長が、

小学生とともにクローズ宣言をして、終了となりました。

「1・2・サンゴー!」の掛け声で終了です。

国際サンゴ礁年2018は終了しましたが、

この1年で広がったつながりを、さらに今後のサンゴ礁保全に活かしていきたいと思います。

以上、イベントのご報告でした!