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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

こども世界自然遺産博士講座開講!

2018年06月05日
奄美 髙橋周作

うがみんしょ~らん。

ジトジト、ジメジメな梅雨真っ只中の奄美からアクティブレンジャーの髙橋です。

本日は519日にありました「こども世界自然遺産博士」について

この講座は、毎年瀬戸内町が町内在住の子ども達を対象にしている講座で

8回の講義やフィールドワークを通して、奄美大島の自然をより理解してもらい

自然を守っていく次世代のリーダーを養成していくプログラムです。

今回は、第1講として「国立公園・世界自然遺産」について授業をしてきました。

当日の参加者は合計で小・中学生合わせて21名。

中には、加計呂麻島から参加してくれた子もいました。

※瀬戸内町内の島。瀬戸内町の古仁屋(奄美大島)からフェリーで20分ほどかかります。

授業では、奄美のいきものの鳴き声クイズや国立公園の仕組みの解説などをしました。

・自分たちが住んでいる近くに、実はたくさんの生き物が生息していること。

・奄美大島は、日本の中でも特に貴重な自然を有していること。

を説明し、

・これからもその貴重な自然を守っていくために、出来ること・始められることは何か?

を子ども達みんなで一緒に考えてもらいました。

※講義で使用した写真(この中にある生き物が隠れています。答えは文末にあります)

60分と小学生には少し長い講義ではありましたが、誰一人集中力が途切れることなく

真剣に聞いて、考えてくれました。

奄美群島国立公園は今年の37日で指定1周年を迎えました。

これからも地域の方々と一緒に奄美の自然を守っていくことが必要です。

今日の講座を聴いた子ども達の中から、近い将来、先頭に立って奄美大島の自然を守ってくれるリーダーが誕生してほしいなと授業を通して感じた髙橋でした。

最後に、写真に隠れている生きものは分かりましたか?

正解は、ヒメハブでした(写真左下)。みなさんも身近な生きものを見つけてみてくださいね!