アクティブ・レンジャー日記
第19回 サバニ帆漕(はんそう)レース開催!
2018年06月25日
慶良間
はいたい!(こんにちは!)
6月24日(日)梅雨明け宣言の翌日、第19回サバニ帆漕レースが、行われました。
このレースは、平成12年(2000)の九州沖縄サミット開催を記念して始まり、19回目を迎えました。
慶良間諸島国立公園の座間味島古座間味ビーチから那覇港沖までの約35.2キロを
帆掛けサバニで帆漕するレースです。
サバニとは琉球列島で古くから使われていた漁船の名称で、エークと呼ばれる櫂を使って
人力と風だけを頼りにゴールを目指します!
座間味村村長のスタートホーンで各艇、一斉にスタートします。チーム全員でサバニを押し出します。
祈るような気持ちでスタートダッシュしていくサバニを見つめ、どの艇も力一杯頑張って!と祈ります。
あっという間にサバニは慶良間海峡から儀志布島をこえて那覇を目指します。
この後、順調に吹いていた風は前島あたりで止んでしまったようですが、波に負けず戦いながら那覇まで
ほとんどのチームが漕ぎきりました!
サバニレースが終わると、慶良間諸島は夏本番が始まります!
賑やかな蝉の鳴き声と、青い空と真っ白な積乱雲。そしてケラマブルーの海!
世界が恋する海でお待ちしています。