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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

用海岸(笠利)で漂着油の海岸清掃を実施!

2018年02月16日
奄美 髙橋周作

うがみんしょ~らん。奄美自然保護官事務所の髙橋です。

奄美群島に漂着している油について

奄美自然保護官事務所では、職員が交代で奄美大島の海岸を

巡視し、環境省の他事務所の応援も受けながら回収作業を行っております。

今日は、笠利地区の用海岸で行った回収作業を紹介します。

写真1.砂浜に漂着している油(⇒で示している黒い物)

漂着油は、黒色や焦茶色で、粘着性があります。油が靴や衣類などに付くと、なかなか取れません。そのため、油を回収する際は、手には軍手とゴム手袋を、足には長靴や運動靴の上からビニール袋を履いて作業します。

写真2.漂着油の回収作業の様子

回収作業は、火鋏や熊手を使って油や油付着物(漂着ゴミ等)を拾っていきます。職員が横一列に並び、慎重に見落としがないように拾います。

写真3.回収した漂着油や漂着ゴミの一部

今回の作業は2時半から5時までの作業で、ゴミ袋30個ほどの油と油付着物を回収しました。奄美自然保護官事務所では今後も、巡視や回収作業を続けていきます。

海岸で油が付着して弱っている動物や死体等の情報がありましたら奄美自然保護官事務所(0997-55-8620)までご連絡ください。