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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

平成29年度 サンゴ礁モニタリング調査

2017年10月27日
慶良間 アクティブレンジャー 前山

はいたい!(こんにちは!)

今年も慶良間諸島国立公園のサンゴ礁モニタリング調査が始まりました。

例年より遅めの台風を避けながら、座間味島と阿嘉島のモニタリングが

終了し、残るは渡嘉敷のみです。台風22号が過ぎ去ったら行う予定です。

今年もスポットチェック法、各島12カ所、トランセクト法、各島3カ所ずつ行いました。

スポットチェック法は、数mから10mの範囲を調査員2名で泳ぎ、サンゴの被度や新しいサンゴの

加入度、大型卓上ミドリイシの大きさ、オニヒトデの有無などをマニュアルに沿って

調査していきます。

スポットチェック

トランセクト法は各調査地点で40mラインを2本設置して1m×1mの枠の中の目視観察と

写真撮影を行います。

トランセクト法

慶良間のサンゴは元気いっぱいでした。

昨年に引き続き、高水温の影響によるサンゴの白化が心配されましたが、

ほぼ、白化せずに元気に育っています。

この素晴らしいサンゴ礁を守るためにできることを考えて実行していきたいものですね。

海中に広がるサンゴ礁デバスズメダイ 青色 サンゴ薄茶色