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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

牧ノ戸峠登山道整備清掃活動

2017年05月24日
くじゅう 小泉 敦

皆様、こんにちは。 5月20日に登山道の清掃整備活動を行ってきましたので紹介します。

くじゅう連山では6月にはミヤマキリシマが満開になるので、その前に登山者の方を気持ち良く受け入れられたらという思いもあり、九州電力八丁原発電所の主催で、牧ノ戸峠登山道の整備、清掃を毎年恒例で行っています。当日は多くのボランティアの方が参加されて、約70名で活動を行いました。

もちろん私達、アクティブ・レンジャー、レンジャー共々、参加しました。

↑登山道清掃整備活動に出発

活動内容は登山道のロープ張り替え、ゴミ拾い、杭の打ち直し、登山道の水切り等です。

参加者は四班に分かれて、それぞれ九州電力八丁原発電所の人達がリーダとなり、作業を行いました。

私が参加した三班は水切り(雨が降ると登山道がぬかるむ為、水を斜面の方へ流す)作業がメインでした。

↑作業風景 水切りを作っている

↑石などを置いて水切りが完成

私はこのような大勢の登山道整備の活動に参加するのは初めてだったので、色々な発見や驚きがありました。

一番印象に残った事は、普段何気なく歩いている登山道を、この様にして誰かが補修、清掃しているという当たり前の事でした。登山道では危ない箇所、急な登り下りの箇所などにロープが張ってあったり、案内板などの印があったりして、人間の手が入っている所が多いです。何も関心を持たずに登山をしてしまうと、つい見過ごしがちですが、この様にして登山者や山の自然が守られている事を再確認して、とても嬉しい気持ちと感謝の気持ちになりました。