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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

全国・自然歩道歩こう月間「佐志岳トレッキング」活動支援

2017年01月23日
佐世保 佐伯信吾

全国・自然歩道歩こう月間「佐志岳トレッキング」活動支援


(1)日時:平成28年10月30日(日)

(2)場 所:長崎県平戸市津吉町 佐志岳(347m)

平戸大橋から車で1時間弱の場所に佐志岳はあります。

山頂からは360度の展望がきくため、低い山ですが満足感のある山です。平戸特有の植物を観賞するため市外、県外からの登山客があります。

この日の朝は、放射冷却で冷え込んだもののトレッキングにはふさわしい日和りとなりました。集合場所は、麓の南部公民館駐車場。ここから登山口の駐車スペースが狭いのでスタッフの車に便乗して出発。登山口は民家の脇にあり、軽自動車がやっと通れるぐらいの道幅です。

今回の講師は、パークボランティア(PV)の副会長邑上氏にお願いしました。

山頂までの登山道が草に埋もれて危険と云うことで、この日のために前もって邑上氏達が除草をされていました。(安全確保ありがとうございました。)案内も、面白く、楽しくそして飽きない解説です。

低い山ですが、登山道はかなりの勾配があるので休憩をとりながらのゆっくりした歩きです。佐志岳の山頂が見える場所まで来るとサインを見ながら佐志岳の特徴を説明後、中腹あたりの岩場まで歩くと休憩も含めて参加者を座らせ岩場にあるチョウセンノギク、ダンギク、イトラッキョウ、イブキジャコウソウ、サワヒヨドリの説明。ジャコウソウの説明では、五感で覚えると云うことでこの植物の匂いも嗅いだり触ったりしながら説明でした。

山頂に着いた頃には予定通りのお昼時。邑上氏昼食の定番のアゴ(トビウオ)の干し物や手作りの一品をお裾分けして頂き美味しい昼ご飯になりました。

昼食後、霞も殆ど無く島々もはっきり見える中、山や島の名前、特徴について説明していただいた後無事下山しました。案内ありがとうございました。