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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

海の自然教室in米原、無事終了しました【石垣地域】

2016年09月29日
西表石垣国立公園 神保彩葉

毎年恒例、海の自然教室を9月10日に石垣島米原海岸で行いました。

 

参加者は一般16名。お友達同士や親子での参加が多数でした。

 

今年も定員いっぱい!みなさま感謝です!

 

自然保護官から開会の挨拶があり、いよいよ観察会始まり!

 

 

すると会場からざわめきが。

 

 

 

 

沖縄県警のキャラクター、シーサーやいま君、今年も登場!

元気に跳びながら?!警察官の方と一緒に、「海に入る時の5か条」を教えてくれました。

 

 

 

記念写真

 

 

 

さて、今回の舞台である米原海岸は、地元の人や観光客が多く訪れる、人気スポットのひとつです。

そんな米原海岸は、国立公園と海域公園地区に指定されています。

 

 

みなさん、海域公園地区では、

熱帯魚やサンゴの採取が禁止されていることをご存知ですか?

 

石垣自然保護官事務所では、八重山漁業協同組合と共同で、

違法採取防止と資源管理の為、カクレクマノミの住処であるイソギンチャク近くにタグを設置し、

定期的にモニタリングを行っています。

 

モニタリング中のカクレクマノミとイソギンチャク

 

その他にも、啓発用の看板やポスター設置等、地域の方々と協力しながら、

一般の方々に呼びかけを行っています。

 

海岸沿いの看板

 

 

啓発用ポスター貼り

 

 

今回、事前レクチャーとして、そんな私たちの取り組み紹介と

毎朝ボランティアで米原海岸の清掃をして下さっている、八重山ハザードマップ研究会の花城さんより、

「米原海岸の環境」と題してお話いただきました。

 

事前レクチャーの様子

 

 

 

 

事前レクチャーの後は、いよいよお楽しみのスノーケリング観察です。

 

 

 

 

機材合わせと練習風景

 

 

カクレクマノミ(モニタリング中)の観察

 

 

生憎の天気で、予定よりも早く観察を切り上げることとなってしまいましたが、

スノーケリングが初めての子も多く参加してくれていたので、

これを機に、海や環境保全に興味を持ってくれたら嬉しいです。

 

以上、海の自然教室in米原の報告でした!