アクティブ・レンジャー日記
見て楽しむ開聞岳
2016年08月05日
鹿児島
いよいよ来ました、夏真っ盛りです!
鹿児島南部を代表する山といえば、薩摩富士とも呼ばれる「開聞岳」です。
標高924m。約4000年前に活動を開始した火山の上に、約1000年前の大噴火の際にできた火山が乗っかった、複合火山といわれる二段式の火山です。
山をぐるっと旋回する形で登山道があり、頂上からは海も山も島も池も見える絶景を楽しむことができますが、今の季節の登山は汗だくでへろへろになります。。。(^_^.)
そんなときは、いろいろな場所から開聞岳の姿を楽しみましょう!!
まずは、開聞岳麓から。
近くで見ると二段式の火山であることがよく分かります。
麓にはキャンプ場もあり、8/11(木)には花火大会もありますよ~!!
お次は九州自然歩道から。
開聞岳に続くまっすぐな道と夏空がさわやかです!
この辺りでは天然の砂蒸し温泉も楽しむことができますよ!
そして、同じく国立公園に指定されている鬼門平岳から。
九州一のカルデラ湖である池田湖と開聞岳、そして錦江湾に浮かぶ知林ヶ島とのコラボレーションが美しいですね~。こちらは標高306mなのでひょいと登ればこの景色を楽しむことができます。
ちなみに池田湖畔から見た開聞岳のお姿はコチラ!
その近くの鏡池とのコラボレーションもまた穏やかで心落ち着くものがあります。
ソテツ自生地である竹山と周辺に広がる畑からの開聞岳も、人々の生活の中にある自然を感じることができる風景です。
そして、今イチオシの風景がなんといってもコレですね!!
夏を彩るひまわりと開聞岳は、見るだけで元気いっぱいになれます!
暑さの厳しい今年の夏ですが、見て楽しむ山もありですよ~!