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アクティブ・レンジャー日記

大盛況!霧島山モンテフェス2016【霧島地域】

2016年08月16日
霧島錦江湾国立公園 アクティブレンジャー 橋之口

こんにちは!山の日として今年から国民の祝日となった8月11日、高千穂河原会場とえびの高原会場で『霧島山モンテフェス2016』が開催されましたので報告します。

  

<高千穂河原会場>

  

▲野鳥の巣箱作り             ▲霧島高校吹奏楽部による演奏

 

 

▲特製ペナントの配布                      ▲郷土料理「ねったぼ」のふるまい

 

<えびの高原会場> 

 

▲スラックライン             ▲ランニングバイク 

 

  

▲クライミング              ▲絵本の読み聞かせ

 

▲昆虫標本作り

 

どちらの会場も、自然の中で楽しく過ごす子どもたちの姿で賑わっていました。

 

えびの高原は続々と人が集まり、およそ7000人の方が訪れたようです。

お天気が良く、多くの人で活気づいているのも相まって(?!)普段は涼しくてクーラーいらずのえびの高原でも、汗をかくほどでした(゜o゜;)

 

トークショー『達人に聞いてみよう!霧島山の楽しみ方』の会場も満員でした。

霧島山が20以上もの"火山"が集まる場所であること、何度も噴火を繰り返し、山によって異なる"植生"の多様性があり、そこで生きる"昆虫"の姿、それらを"写真"を通して魅力を伝える、それぞれの達人によるお話に皆さん聞き入っている様子でした。

▲①火山の達人:石川徹氏(霧島ジオパーク推進協議会)

 ②植生の達人:奥村健一郎氏(宮崎県環境保全アドバイザー)

 ③昆虫の達人:金井賢一氏(鹿児島県立博物館)

 ④写真の達人:廣澤順也氏(写真家・えびの市地域おこし協力隊)

 

今回のトークショーをふまえて霧島山に登ってみると、山に登ったー!という達成感だけでなく、登山の楽しみ方がより広がり、気付くことが増えてくるのではないかと思います。

また、霧がかかることが多い霧島山。よくえびの高原に来られるという参加者から、霧が広がる景色もとても幻想的でおすすめしたい光景という意見も出ました。さらには離れたところから霧島山を見る楽しみ方もありますね!

▲雲海に浮かぶ霧島山(紫尾山から撮影)

 

活火山である霧島山。だからこその、おいしい水、豊富な泉質の温泉、土地に適した農作物などのたくさんの恵みをありがとうございます!霧島山大好きです!!と改めて感じた1日でした(*´∀`*)

 

初めての開催とあり、はじめのうちは何をどうしていいのやら手探りで進めてまいりましたが、たくさんの方のお力添えをいただき、事故なく無事に終えられて何よりでした。

また、イベントを通して築けた関係を大切に、今後も霧島山の魅力を発信していきたいと思います!