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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

国頭村 産業祭り

2016年03月31日
やんばる 藤田雄

 みなさん、はいさい(こんにちは)。

 やんばる野生生物保護センターから藤田です。

やんばるでは最近、暖かい日が続いています。春が、もうすぐそこまで来ているのかもしれません。

 本日は2月13日と14日に道の駅ゆいゆい国頭で開催された、国頭村産業まつりとヤンバルクイナの交通事故防止の取組についてお話しします。

産業祭りのオープニングセレモニーにて、スタッフの皆さんと参加者の皆さんが取り囲む中でくす玉が割られる瞬間。

(国頭村産業まつりのオープニングセレモニー)

 このお祭りのテーマは、地産地消。出店された数々の屋台はもちろん、農作物の収穫体験など、このテーマに則った様々な出し物が行われます。

美野定雄さん、菊田一朗さんの二人展"山原の風"の開催、熱帯魚を観察できるスペースの設置や、これとは別に魚の掴み取り大会などの開催もありました。

様々な種類の熱帯魚が参加者の皆さんに見て貰うために集められ、プールの中で泳いでいます。生け簀の中で泳ぐ魚のつかみ取り大会の為の魚が、生け簀の窓から見えています。

(左:熱帯魚の展示スペース 右:魚の掴み取り大会のために運搬されてきた魚 )

 そんなお祭りに我々やんばる野生生物保護センターはNPO法人やんばる・地域活性サポートセンターのみなさんと一緒に参加し、ヤンバルクイナのマスコット達を登場させて貰いました。クイちゃん、キョンキョン、くーやんです!

去年に登場した新たなヤンバルクイナのマスコットキャラクターイベントでエイサーを踊っていた子供達が踊りを終え、登場したキョンキョンとクイちゃん、二羽のマスコットキャラクターを取り囲んでいます。

(会場に登場したヤンバルクイナのマスコット達 左:くーやん 右:キョンキョンとクイちゃん)

 やっぱりみんな、子供達には大人気。くーやんへ駆け寄って抱きついたり、クイちゃんとキョンキョンにチューしてとおねだりしたり、いろんな質問をしたりもしていました。

でもヤンバルクイナがどんなものを食べているかについて、どんな風に成長して大人になっていくかについて、交通事故の重点区間について、どんな時に交通事故が起こりやすいかについて、そしてやんばる野生生物保護センターや国頭村安田のクイナの森でもっと詳しい展示がされている、と説明すると、真剣に聞いてくれました。みんな、ちゃんと聞いてくれてありがとうね!

 それでは、やんばるより藤田でした。