アクティブ・レンジャー日記
海の自然教室 part2 ~in米原~【石垣地域】
2015年09月15日環境省主催のスノーケルを使った観察会、第二弾!!
海の自然教室in米原を9月6日(日)に行いました。
石垣市施設管理課の方々と共催で行った今回の観察会。
嬉しいことに申込が殺到し、募集をかけてすぐに定員いっぱいとなりました。
当日は、大人9名、小学生10名、中学生2名の計21名の参加でした。
開会式では、八重山警察署の方から水難事故防止運動とのことで、注意喚起をしていただきました。スペシャルゲストで沖縄県警のマスコットキャラクター、シーサー君も登場し、みなさんカメラを構え、和やかな雰囲気の開会式となりました(^^)
▲八重山警察署から注意喚起のようす
開会式のあとは、海へ入る前の事前学習を行いました。
クイズを交えながら、「サンゴってなんだろう?」「海には毒を持っている生き物もいる」ということをみなさんに知ってもらいました。
▲事前学習のようす
スノーケルの観察会は、班ごとに分かれパークボランティアの方々がリーダーとなり、案内役となります。
参加者のみなさん、リーダーの解説に夢中で聞き入っておりました。
▲リーダー解説中
▲観察中のようす
観察会終了後、参加者のみなさんにアンケートに答えてもらいました。
~アンケート結果(18名)~
〇あなたの出身地は?
1位 石垣市 10名
2位 県外 8名
〇海の自然教室へ参加するのは初めてですか?
はじめて:14人 過去に参加経験あり:4人
〇今回の行事に参加した理由は?(複数回答あり)
*トップ3*
1位 生き物の名前や生態が知りたかった 12名
2位 スノーケリングをする機会がない 7名
3位 子どもに体験させたかった 6名
このアンケートから、これまでは県外からの参加者が多数だったにも関わらず、
今回はなんと石垣島出身の参加者が上回ったことが分かりました。
現在、沖縄県民の海離れが懸念されています。
そして今、多くの方や団体が海や自然環境の普及啓発活動を行っています。
多くの方々の努力が、こうして少しずつ結果として出てきているのだととても嬉しく思いました!
八重山の美しい海を守るためにも、今後も普及啓発活動には力を入れていきたいと思います。
▲米原の海のようす