アクティブ・レンジャー日記
『山の日』制定記念祭in大分・くじゅう
2015年08月14日
くじゅう
来年からカレンダーの祝日が増えることをご存じですか?
登山をされる方からすれば、「海の日」があるのだから「山の日」があってもいいのではないかという意見をお持ちの方もいるかと思います。
実は来年2016年から、8月11日が「山の日」として、国民の祝日になります。
先立って今年の8月11日は山の日の制定を祝う「山の日制定記念祭in大分・くじゅう」が長者原一帯で行われました。この日は天気にとても恵まれ、長者原園地は多くの人で賑わいました。まず9時30分から、長者原ヘルスセンター横に健立された坊ガツル讃歌歌碑の除幕式が行われました。そこでは歌手の芹洋子さんが「坊がつる讃歌」「四季の歌」を歌い、会場を賑わせました。
10時30分からは山の日制定記念式典が行われました。来賓として全国「山の日」協議会の谷垣禎一会長も来られ、祝辞を述べられました。また、ミス日本みどりの女神による全国からの山へのメッセージ紹介、歌手の芹洋子さんとコールやまなみ&飯田こども隊による記念合唱に続く形で、式典の最後は地元小学生による「山の日」宣言があり、これからも山を守り育て、次世代に伝えて行きますと宣言してくれました。
式典の終了後は園地で9つの団体による体験・展示ブースが並び、大きな賑わいを見せました。環境省ブースでは全国の山のある国立公園を紹介する大型タペストリーによる展示とクイズラリー、登山マナーと携帯トイレ普及啓発ブースなどを行いました。
また、ボルダリングの体験としてクライミングウォールを設置し大人子ども問わず大人気でした。
「山の日」が皆さんにとって、山に親しみ、山の恩恵に感謝する素敵な日になれば良いなと思います。