アクティブ・レンジャー日記
平成26年度 第2回子どもパークレンジャー!!
2015年02月17日
皆さんこんにちは。えびの高原を巡視中に雪だるまによく出くわす橋之口です。
通るたびに新しい雪だるまが増えているので、今日はどんな雪だるまに会えるかとワクワクしています。えびのエコミュージアムセンターにはト●ロが現れました!しかし、週末に雪は溶けて消えてしまいました...(;д;)
【↑至る所でかわいい雪だるさんに遭遇♪】
【↑入り口となりにト●ロがお出迎え♪】
前々回お伝えしました自然保護官の仕事を体験する「子どもパークレンジャー」の続編をご報告いたします。
第2回は1月25日(日)に「冬のえびの高原 雪と氷の世界へ」と題してえびの高原池巡り探勝路とえびのエコミュージアムセンターで実施しました。
パークレンジャーの仕事や国立公園、霧島の自然について説明をした後、講師のえびの高原ボランティアレンジャーの会の石井会長よりえびの高原で出逢える野生動物について解説していただきました。「野生動物のサインを探そう!」ということで、動物の糞や足跡、食べあと、角こすりあとなどを探しながら、いざ池巡り自然探勝路へ出発(o゜▽゜)ノ
雪に残ったイタチやシカの足跡や糞を発見!糞のにおいをクンクン。お次はシカと遭遇!!参加者たちは喜んで観察していました。
【↑雪に残ったシカの足跡を発見し観察中(゜o゜)】
白紫池では1㎝ほどの氷が張っていて、氷を砕き、池に投げて楽しく遊びました。
親御さんの中には、天然スケート場だった頃に来られた方がいらして、昔を懐かしんでいました。今は十分に凍結しないためスケートはできませんので、えびの高原屋外スケート場でおもいきり滑ってくださいね~(^^)~
【↑白紫池にできた氷♪】
午後からはえびのエコミュージアムセンターにて、えびの市シカ協会の方々に講師をしていただき、シカ皮でストラップ作りをしました。全国的にシカが増える中、捕獲したシカを肉として食べたり、シカ皮製品としてバックやお財布などに加工して販売し、有効に活用されていることを学びました。
【↑楽しくストラップ制作中♪】
えびの高原の冬を体感し、野生動物や植物を観察し、外で元気いっぱい活動する姿、真剣に話を聞く姿、ストラップ制作に夢中に打ち込む姿は、みんな生き生きとしていました。今回の活動が、パークレンジャーや霧島の自然について興味を持つきっかけになれたら嬉しいです。「また参加したい」という声をいただき、第1回、2回と両方に参加してくださる子もいて感激しました。皆さんとまたお会いできることを楽しみにしています(*^_^*)