アクティブ・レンジャー日記
フェスティビタス・ナタリスで展示してきました【雲仙地域】
2014年12月25日こんにちは!雲仙事務所の瀬戸口です!
事務所周辺も冷え込みが厳しく、ブルブル毎日震えていますが、島原半島ならではの異なる泉質の温泉 (塩化物泉、硫黄泉、炭酸泉など)が楽しみで「どこの温泉に入ろうかな~♪」と考えているうちに寒さを忘れる、そんなジオの恵み(大地の恵み)を感じる毎日を過ごしています^^
さて、先日のパークボランティア(PV)活動では、フォトコンテストの審査協力と国立公園「雲仙」指定80周年&島原半島世界ジオパーク認定5周年記念の南島原市のイベント"フェスティビタス・ナタリス"での展示・広報を行いました。
午前中のフォトコンテスト審査協力は、諏訪の池ビジターセンターの一室にて行いました。100枚以上の応募写真を1枚1枚、PVの方々にご覧頂き、「感動して島原半島に行ってみたくなるかどうか」を判定して頂きまます。
その日の諏訪の池越しの雲仙岳の姿は、雪化粧で勇ましく、いつもよりイケメンのように感じました!雲仙岳が大好きなPVの皆さんもカメラにおさめられていました^^
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(諏訪の池越しの雲仙岳)
午後からは、南島原市のイベント"フェスティビタス・ナタリス"に参加しました。
このイベントは、戦国時代に日本で初めて北有馬町に設立されたキリスト教の学校「有馬セミナリヨ」で行われていたとされる、クリスマスイベントを再現したもので、その当時にタイムスリップしたような心暖まるイベントなのです!
会場ではPVの皆さんと、フォトコンテストの受賞作品の展示紹介やチラシ配布を行いました。
当時の南蛮料理を再現したもの(パエリヤ)や、北有馬町の農産物で作った美味しいものを頂きながら、約30mの巨大クリスマスツリーの下、広報活動しました。
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(左上:南蛮料理、右上:ステージ看板、左下:展示ブース、右下:巨大クリスマスツリー)
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日が落ちると、当時の南蛮の衣装で着飾った南蛮行列が町を練り歩き、PVの皆さんと後ろを歩きました。
南蛮行列の中には、武士やセミナリヨの生徒など、和洋の様々な格好をされた方がいました。
行列の先頭には、当時のキリシタン大名・有馬家の27代目当主(京都ご在住)を発見しました!
(南蛮行列の様子)
島原半島ならではの異国文化が花開いた戦国時代のクリスマス気分を味わいました♪
後日、フォトコンテストにご応募頂いた方から「フェスティビタス・ナタリスの展示を拝見し応募しました。」と、お手紙を頂きました!
とても嬉しく、やりがいに繋がる1日になりました!