アクティブ・レンジャー日記
祝!阿蘇くじゅう国立公園指定80周年記念式典&記念登山会開催
2014年10月20日
くじゅう
こんにちは。台風が過ぎ、くじゅうは穏やかな秋の日差しが山を赤く照らします。しかし台風のせいで今年の紅葉は例年と比べて質がだいぶ落ちているそうです。残念です。
さて、くじゅう地域では10月4日に、阿蘇くじゅう国立公園指定80周年記念式典が無事晴天の下行われました。
10時から行われた式典は、式典主催者である阿蘇くじゅう国立公園指定80周年記念事業実行委員会より挨拶を、来賓祝辞では、吉川元衆議院議員、足立信也参議院議員、大分県議会濱田洋議員よりご祝辞をいただきました。
挨拶・来賓紹介に続く形で行われた80周年記念表彰では、くじゅう地域内の自然環境保全に尽力された6団体が表彰されました。表彰者は以下の方々です。
・NPO法人 猪の瀬戸湿原保全の会
→猪の瀬戸湿原の景観や生態系を再生させるとともにその魅力を伝える活動に尽力
・由布岳南山麓景観保全機構
→由布岳南山麓の草原の景観と希少な野生植物を保全する活動に尽力
・九重・飯田高原観光協会
→長者原を中心として九重山と飯田高原の景観を保全する活動に尽力
・NPO法人 久住高原みちくさ案内人倶楽部
→久住高原の草原景観をはじめとしてその自然や文化の魅力を見つめ直す活動に尽力
・有限会社法華院温泉
→くじゅう連山における安全登山の推進と坊ガツル湿原の保全に尽力
・九州電力株式会社 大分支社
→坊ガツル湿原における景観や生態系の保全平治岳の景観保全や登山道管理に尽力
表彰に続く形で行われた自然保護宣言では、くじゅう地域の関係5市町の小学校から代表児童1名ずつが壇上に立ち、未来に向けた自然保護宣言を発表しました。
九重町立飯田小学校から時松彪登くん(6年生)、竹田市立久住小学校から渡邊優斗くん(6年生)、玖珠町立森中央小学校から川﨑悠汰くん(6年生)、由布市立由布院小学校から伊達朝香さん(5年生)、別府市立東山小学校から田中愛梨さん(6年生)―皆さんとても元気よく宣言してくれて、会場では大きな拍手が起きました。
その後、地元九重町のコーラス団体「コールやまなみ」のリードの下、会場全員でくじゅうの山の歌である「坊がつる賛歌」を合唱しました。
式典の後は、安全登山をテーマとした1泊2日の記念登山会を行いました。参加者・ガイドあわせ総勢70人で長者原を出発して雨ヶ池、坊ガツルを越え、鉾立峠から久住高原へと九州自然歩道を歩きました。1日目の夜には、法華院温泉山荘にてくじゅうの歴史をテーマとした座談会が催され、ゲスト講師として法華院温泉山荘―弘藏岳久社長、山渓―伊東志郎社長、第8代国立公園管理員―名執芳博氏、九重の自然を守る会―船津武士、高橋裕次郎両副会長よりお話しをいただきました。あそBE隊によるギター演奏など、思い出に残る楽しいひとときを過ごしました。参加者の中には法華院に泊まることが夢だった方や、50周年の時もくじゅうに足を運んでくれた方など、くじゅうに思い入れが多い方が大勢いました。
2日目はあいにくの雨でしたが、無事下山し、閉会式で参加者の皆様から暖かい拍手をいただいたときには達成感で胸がいっぱいになりました。
また式典同日に行われたくじゅうフェスin長者原も大盛況だったようです!ステージイベントではゆるキャラたちが子供たちのハートをがっちりつかんでいたように見えました。テントブースは多くの人の関心を引くような体験コーナーや展示が行われていました。
今回、式典・登山会にご協力いただいた関係者、スタッフ・ガイド、地元の方々ならびに参加者の方々―みんなのくじゅうを思う気持ちが今回の80周年を大成功へと導いたのだと思います。本当にありがとうございました。
次の節目は100周年!今度は企画サイドでなく、いち参加者として見に来たいと思います。
さて、くじゅう地域では10月4日に、阿蘇くじゅう国立公園指定80周年記念式典が無事晴天の下行われました。
10時から行われた式典は、式典主催者である阿蘇くじゅう国立公園指定80周年記念事業実行委員会より挨拶を、来賓祝辞では、吉川元衆議院議員、足立信也参議院議員、大分県議会濱田洋議員よりご祝辞をいただきました。
挨拶・来賓紹介に続く形で行われた80周年記念表彰では、くじゅう地域内の自然環境保全に尽力された6団体が表彰されました。表彰者は以下の方々です。
・NPO法人 猪の瀬戸湿原保全の会
→猪の瀬戸湿原の景観や生態系を再生させるとともにその魅力を伝える活動に尽力
・由布岳南山麓景観保全機構
→由布岳南山麓の草原の景観と希少な野生植物を保全する活動に尽力
・九重・飯田高原観光協会
→長者原を中心として九重山と飯田高原の景観を保全する活動に尽力
・NPO法人 久住高原みちくさ案内人倶楽部
→久住高原の草原景観をはじめとしてその自然や文化の魅力を見つめ直す活動に尽力
・有限会社法華院温泉
→くじゅう連山における安全登山の推進と坊ガツル湿原の保全に尽力
・九州電力株式会社 大分支社
→坊ガツル湿原における景観や生態系の保全平治岳の景観保全や登山道管理に尽力
表彰に続く形で行われた自然保護宣言では、くじゅう地域の関係5市町の小学校から代表児童1名ずつが壇上に立ち、未来に向けた自然保護宣言を発表しました。
九重町立飯田小学校から時松彪登くん(6年生)、竹田市立久住小学校から渡邊優斗くん(6年生)、玖珠町立森中央小学校から川﨑悠汰くん(6年生)、由布市立由布院小学校から伊達朝香さん(5年生)、別府市立東山小学校から田中愛梨さん(6年生)―皆さんとても元気よく宣言してくれて、会場では大きな拍手が起きました。
その後、地元九重町のコーラス団体「コールやまなみ」のリードの下、会場全員でくじゅうの山の歌である「坊がつる賛歌」を合唱しました。
式典の後は、安全登山をテーマとした1泊2日の記念登山会を行いました。参加者・ガイドあわせ総勢70人で長者原を出発して雨ヶ池、坊ガツルを越え、鉾立峠から久住高原へと九州自然歩道を歩きました。1日目の夜には、法華院温泉山荘にてくじゅうの歴史をテーマとした座談会が催され、ゲスト講師として法華院温泉山荘―弘藏岳久社長、山渓―伊東志郎社長、第8代国立公園管理員―名執芳博氏、九重の自然を守る会―船津武士、高橋裕次郎両副会長よりお話しをいただきました。あそBE隊によるギター演奏など、思い出に残る楽しいひとときを過ごしました。参加者の中には法華院に泊まることが夢だった方や、50周年の時もくじゅうに足を運んでくれた方など、くじゅうに思い入れが多い方が大勢いました。
2日目はあいにくの雨でしたが、無事下山し、閉会式で参加者の皆様から暖かい拍手をいただいたときには達成感で胸がいっぱいになりました。
また式典同日に行われたくじゅうフェスin長者原も大盛況だったようです!ステージイベントではゆるキャラたちが子供たちのハートをがっちりつかんでいたように見えました。テントブースは多くの人の関心を引くような体験コーナーや展示が行われていました。
今回、式典・登山会にご協力いただいた関係者、スタッフ・ガイド、地元の方々ならびに参加者の方々―みんなのくじゅうを思う気持ちが今回の80周年を大成功へと導いたのだと思います。本当にありがとうございました。
次の節目は100周年!今度は企画サイドでなく、いち参加者として見に来たいと思います。