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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

霧島地域ボランティア活動情報

2014年10月14日
えびの
こんにちは。ご無沙汰しております。橋之口です。
事務所があるえびの高原周辺はすすきが広がり、
つたうるし、やまうるしが色づきはじめ、
秋らしい気候を感じながら過ごしています。
(10月14日9時 10℃で肌寒いです)


↑ススキと韓国岳

えびの高原は年間平均気温が9.8℃で東北の北部と同じくらいです。
冬はマイナス15℃になることもあり、南九州にありながら積雪も見られます。

だんだんと気温は寒くなってきますが、温泉と霧島に関わる方々は熱いです!

今回は霧島を愛し、熱い気持ちを抱くボランティアの方々との活動をご紹介します。
霧島ボランティアレンジャー協議会では月に一度集まり、霧島山の登山道の整備・清掃や、新燃岳噴火後の影響を受けたミヤマキリシマやアカマツの植生調査、シカの生息個体数を調べる糞粒調査など、
「月1ボランティア」という活動を行っています。
先月は霧島市にある丸尾探勝路のコースを点検しながら、看板拭き、ゴミ拾いをしました。
抜群のチームワーク作業で、みるみるうちに汚れて見えにくくなっていた看板がピカピカになりました。


↑手分けをして清掃中

私も植物や、野鳥のことを教えていただきながら、和気あいあいと作業をし、ボランティアの方々と会うたびに知恵と元気をいただいています。
霧島の自然が保護されるように、霧島を気持ちよく感じてもらえるように、地道に活動を続けられている方々がいます。
自分で持ってきたゴミは持ち帰り、自然を荒らすことのないようにお願いします。

丸尾探勝路には、霧島最古の岩風呂があります。手をつけてみたら、熱くて驚きましたが、慣れれば気持ちいいです。
探勝路散策を楽しんだ後に、足をつけてリラックス♪なんていいですね。


↑霧島最古の岩風呂

10月は環境省が「全国・自然歩道を歩こう月間」に定めており
10月18日(土)に「霧島錦江湾国立公園霧島地域80周年記念・秋の大浪池を歩こう!」
10月25日(土)に「霧島錦江湾国立公園霧島地域80周年記念・秋の韓国岳に登ろう!」
を実施いたします。
ボランティアの方々の解説を聞きながら、霧島の自然を楽しみましょう♪
詳しくは下記のURLよりご参照ください。
http://kyushu.env.go.jp/pre_2014/1003a.html
http://kyushu.env.go.jp/pre_2014/1003b.html