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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

夏休み自然観察会「自然カメラマンになろう!」活動報告 【奄美地域】

2014年08月08日
奄美
 うがみんしょ~らん!(こんにちは!)奄美野生生物保護センターの松田です。長かった梅雨も終わり、奄美地方は夏らしい真っ青な空が広がっています。

 奄美野生生物保護センターでは、夏の「自然に親しむ運動」期間に、子どもたちの夏休みの自由課題にも最適な自然ふれあい行事を実施しています。今年度の第一回目は、昨年度も実施し好評だった「自然カメラマンになろう!」を、7月28日(月)に奄美市住用町の役勝川で実施しましたので、ご報告いたします。




 今回も奄美自然学校代表の永江さんに講師をお願いしました。その永江先生から、まずは川での観察時の注意点や、生きものをカメラで撮影する際のコツなどをレクチャーしていただきました。たくさん撮ること、寄ったり引いたり様々な角度から写してみることなど、具体的なアドバイスを受け、カメラマンに挑戦です!
 この役勝川はリュウキュウアユやテナガエビ、ヨシノボリなどが生息するなど、川の環境は素晴らしく、また周りを取り巻く森も自然度が高く、このような観察会には最高のフィールドです。
 最初は控えめだった子供たちも、慣れてくると全身水に浸かって楽しそうにしていました。




 観察会終了後は近くの施設の研修室で、撮影した画像のベストショットの発表を行いました。川の中の生きものだけでなく、涼しげな風景やセミの死骸に群がっているクロスズメバチなどをベストショットに選んだ子供たちもいて、中々興味深かったです。子供たちの感性って素晴らしいなと感じた瞬間でした。



 最後の記念写真!参加者の方々のご協力もあり、当日は事故やケガ等もなく無事に終えることができました。楽しそうな顔が並んでいますね!

【今日の一枚】


・「リュウキュウアオヘビ」
・トカラ列島の宝島・小宝島と奄美・沖縄の島々に広く生息しています。背面は緑色や茶色で、腹面は白色や鮮やかな黄色です。無毒で全長は70~80cmになります。