アクティブ・レンジャー日記
天空のお花畑!【屋久島地域】
2014年06月11日
屋久島
こんにちは!
屋久島は今月2日に梅雨入りとなり、天気が不安定な日が多くなりそうです。
そんな少し気分が落ち込んでしまう梅雨前に、綺麗に咲く花があります。
先月のアクティブレンジャー日記でも少しご紹介したヤクシマシャクナゲです。
シャクナゲは地域によって変種が多く、ヤクシマシャクナゲは屋久島の固有変種です。
屋久島の標高約1200m以上に生育するツツジ科の常緑低木で、葉の裏にはビロード状の毛がついています。
新しい葉では表面にも毛が生えていますが、表面の毛はやがて脱落するようです。
また、標高が高いところのシャクナゲほど毛が厚くなり、葉の大きさは小さくなる傾向があります。
花は枝先におよそ5~12個、房状に咲くのですが、数年周期で咲く為、シャクナゲの開花状況は毎年異なります。
そして、今年はなんと!20年に1度の当たり年と言われています。
これは見に行かなければ!と思い、梅雨入り前の最後の晴れ間と思われる5月31日にヤクシマシャクナゲを見に行ってきました。
↑ヤクシマシャクナゲ
淀川登山口を出発後、標高が上がるにつれ登山道脇に咲いているシャクナゲも徐々に多くなり、期待も膨らみます。
足を止めて写真を撮り、ゆっくりと眺めている登山者をよく見かけました。
そして、標高1680mの投石平に着いた時、皆さん感嘆の声を上げており、私も思わず叫んでしまいました。
これほどたくさんのシャクナゲは初めて見ました!
遠くから見ると、シャクナゲの花で山がピンクや白に染まっています。
近くで見ても、ブーケのようでとても綺麗です。
↑登山者とシャクナゲ
投石平からさらに進んだ先も、シャクナゲだらけでした。
これまで何度も歩いた登山道のはずなのに、全く別の道のように感じます。
感動して疲れも吹き飛んだ為か、宮之浦岳山頂まであっという間だった気がします。
今回はその先の永田岳にも登りましたが、シャクナゲの数は永田岳の周辺が1番多いように見えました。
登山中、写真を撮りながら「凄い」と「綺麗」という言葉しか出てきませんでした。
しかし、どれだけ写真を撮っても、自分の目で見なければ伝わらない景色が山にはたくさんあります。
だからこそ、多くの方が自分の足で山に登るのだと改めて感じました。
↑永田岳とシャクナゲ
今年のシャクナゲは評判通りでした!
たくさんのシャクナゲが咲き、島外の方のみならず、地元の方もシャクナゲの短い季節を楽しまれたようです。
屋久島は今月2日に梅雨入りとなり、天気が不安定な日が多くなりそうです。
そんな少し気分が落ち込んでしまう梅雨前に、綺麗に咲く花があります。
先月のアクティブレンジャー日記でも少しご紹介したヤクシマシャクナゲです。
シャクナゲは地域によって変種が多く、ヤクシマシャクナゲは屋久島の固有変種です。
屋久島の標高約1200m以上に生育するツツジ科の常緑低木で、葉の裏にはビロード状の毛がついています。
新しい葉では表面にも毛が生えていますが、表面の毛はやがて脱落するようです。
また、標高が高いところのシャクナゲほど毛が厚くなり、葉の大きさは小さくなる傾向があります。
花は枝先におよそ5~12個、房状に咲くのですが、数年周期で咲く為、シャクナゲの開花状況は毎年異なります。
そして、今年はなんと!20年に1度の当たり年と言われています。
これは見に行かなければ!と思い、梅雨入り前の最後の晴れ間と思われる5月31日にヤクシマシャクナゲを見に行ってきました。
↑ヤクシマシャクナゲ
淀川登山口を出発後、標高が上がるにつれ登山道脇に咲いているシャクナゲも徐々に多くなり、期待も膨らみます。
足を止めて写真を撮り、ゆっくりと眺めている登山者をよく見かけました。
そして、標高1680mの投石平に着いた時、皆さん感嘆の声を上げており、私も思わず叫んでしまいました。
これほどたくさんのシャクナゲは初めて見ました!
遠くから見ると、シャクナゲの花で山がピンクや白に染まっています。
近くで見ても、ブーケのようでとても綺麗です。
↑登山者とシャクナゲ
投石平からさらに進んだ先も、シャクナゲだらけでした。
これまで何度も歩いた登山道のはずなのに、全く別の道のように感じます。
感動して疲れも吹き飛んだ為か、宮之浦岳山頂まであっという間だった気がします。
今回はその先の永田岳にも登りましたが、シャクナゲの数は永田岳の周辺が1番多いように見えました。
登山中、写真を撮りながら「凄い」と「綺麗」という言葉しか出てきませんでした。
しかし、どれだけ写真を撮っても、自分の目で見なければ伝わらない景色が山にはたくさんあります。
だからこそ、多くの方が自分の足で山に登るのだと改めて感じました。
↑永田岳とシャクナゲ
今年のシャクナゲは評判通りでした!
たくさんのシャクナゲが咲き、島外の方のみならず、地元の方もシャクナゲの短い季節を楽しまれたようです。