アクティブ・レンジャー日記
烏帽子岳山開き&「春の山を楽しもう」杵島岳・往生岳登山【阿蘇地域】
2014年05月30日
阿蘇
5月25日(日)に、阿蘇五岳のひとつ【烏帽子岳】の山開きが開催されました。今年は天候にも恵まれ、県内外から500名以上という例年の倍にもなる参加者に、地元の方々も驚かれていました。往復コースと周回コース(健脚向き)とに分かれ、片道およそ6kmを歩きました。途中には放牧地もあり、あか牛がのんびりと草を食(は)んでいる姿が間近に見られる貴重なコースです。
正面に見える烏帽子岳をめざして ミヤマキリシマ咲いてます!
林の中をしばらく歩き、草千里ヶ浜と地獄垂玉ルートとの分岐点に出ます。ちょうど見頃のミヤマキリシマを両脇に眺めながら、山頂をめざします。ピンク色に染まる山肌に、参加者のみなさんからも「咲いてる~~♪」「キレイね~~♪」と感嘆の声が聞かれました。
下りは、健脚向きのコースに挑戦!刈りとった草がツルツル滑ったり、ロープをつたう所もあり、急勾配の坂は一気に駆け下りたり、スリルと楽しさ満載でした。
ガクガク・・・ひざが笑ってたなんて、ここだけの話ですよ!
さて、「向かいの杵島岳にいる田上さ~ん、そちらはどうですか~~~?」
はーい!こちらは、25日は当方主催の「春の山を楽しもう」の登山会を実施しました。毎年この時期は、登山イベントを計画しており、ミヤマキリシマも見ることができ、幅広い年齢に親しまれる烏帽子岳と杵島岳を交互に登山していて、今年は【杵島岳・往生岳】の登山でした。
新聞にイベント開催の記事が掲載されたこともあり、総勢74名での登山でした!
阿蘇山のなかでは杵島岳・往生岳ともに比較的新しく(3000~4000年前)できた山なので、あまり浸食を受けておらず、全体になだらかで丸みを帯びており、一帯は草原に覆われているので、のどかな気分で登山をすることができます。草千里ヶ浜を挟んで、烏帽子岳とは異なる雰囲気です。
杵島岳をバックに開会式 往生岳の山容
こちらも登山道脇には様々な植物が咲いていて、もちろんミヤマキリシマも見頃で、毎年野焼きの炎にさらされるので、こぢんまりとした株ばかりですが鮮やかなピンク色が特徴的です。さらに歩いて、杵島岳の東側にある古御池火口群(火口跡)のほうでも一面キレイに色づいていて、参加者はカメラに収めたり、絵に描いたりと忙しくも楽しい雰囲気♪
古御池火口群の山肌 杵島岳麓のモウセンゴケ
*杵島岳プチ情報*じつは、登山道沿いに「モウセンゴケ」も見られるんです、非常に小さいですが、ツヤツヤの粘液をしっかりと出して、虫を待っています。
目につきやすい植物以外にも、地面すれすれのところや、ちょっとした水たまり、花びらの中・・・よーく観察するといろいろな動植物に出会えます、いろいろな視点で自然観察すると新たな発見が待っているかもですね!
正面に見える烏帽子岳をめざして ミヤマキリシマ咲いてます!
林の中をしばらく歩き、草千里ヶ浜と地獄垂玉ルートとの分岐点に出ます。ちょうど見頃のミヤマキリシマを両脇に眺めながら、山頂をめざします。ピンク色に染まる山肌に、参加者のみなさんからも「咲いてる~~♪」「キレイね~~♪」と感嘆の声が聞かれました。
下りは、健脚向きのコースに挑戦!刈りとった草がツルツル滑ったり、ロープをつたう所もあり、急勾配の坂は一気に駆け下りたり、スリルと楽しさ満載でした。
ガクガク・・・ひざが笑ってたなんて、ここだけの話ですよ!
さて、「向かいの杵島岳にいる田上さ~ん、そちらはどうですか~~~?」
はーい!こちらは、25日は当方主催の「春の山を楽しもう」の登山会を実施しました。毎年この時期は、登山イベントを計画しており、ミヤマキリシマも見ることができ、幅広い年齢に親しまれる烏帽子岳と杵島岳を交互に登山していて、今年は【杵島岳・往生岳】の登山でした。
新聞にイベント開催の記事が掲載されたこともあり、総勢74名での登山でした!
阿蘇山のなかでは杵島岳・往生岳ともに比較的新しく(3000~4000年前)できた山なので、あまり浸食を受けておらず、全体になだらかで丸みを帯びており、一帯は草原に覆われているので、のどかな気分で登山をすることができます。草千里ヶ浜を挟んで、烏帽子岳とは異なる雰囲気です。
杵島岳をバックに開会式 往生岳の山容
こちらも登山道脇には様々な植物が咲いていて、もちろんミヤマキリシマも見頃で、毎年野焼きの炎にさらされるので、こぢんまりとした株ばかりですが鮮やかなピンク色が特徴的です。さらに歩いて、杵島岳の東側にある古御池火口群(火口跡)のほうでも一面キレイに色づいていて、参加者はカメラに収めたり、絵に描いたりと忙しくも楽しい雰囲気♪
古御池火口群の山肌 杵島岳麓のモウセンゴケ
*杵島岳プチ情報*じつは、登山道沿いに「モウセンゴケ」も見られるんです、非常に小さいですが、ツヤツヤの粘液をしっかりと出して、虫を待っています。
目につきやすい植物以外にも、地面すれすれのところや、ちょっとした水たまり、花びらの中・・・よーく観察するといろいろな動植物に出会えます、いろいろな視点で自然観察すると新たな発見が待っているかもですね!