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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

パンフレットの紹介とあまみエフエムへの出演! 【奄美地域】

2013年10月12日
奄美
 うがみんしょ~らん!(こんにちは!)奄美野生生物保護センターの松田です。10月に入って、朝晩の気温がぐっと下がりかなり過ごしやすくなってきました。また、サシバやキセキレイなどの冬鳥がちらほらと目に付くようになってきました。

 環境省那覇自然環境事務所では、奄美大島のマングース防除事業のパンフレット「世界でたったひとつの奄美を守る」と外来種についてのパンフレット「奄美諸島の外来種」を発行しました。



 マングース防除事業のパンフレットは奄美大島の生きものたちの説明から始まり、マングースの生態やマングースが引き起こしてきた問題、マングース防除事業の歴史、奄美マングースバスターズについて、さらに今年度から始動した第2期マングース防除実施計画まで触れられています。
 また、外来種のパンフレットは外来種に対する説明から、現在奄美諸島で確認されている外来種(マングースやノイヌ・ノネコ、カダヤシやオオキンケイギクなど)と侵入の恐れのある外来種(グリーンアノールやオオクチバスなど)が紹介されています。最後に外来種の情報提供に関するお願いと外来生物被害予防三原則(1.入れない 2.すてない 3.広げない)について呼びかけています。

 そして、先日このマングース防除事業のパンフレットの広報で、奄美マングースバスターズの広報担当の後藤さんと一緒にあまみエフエムに出演してきました。奄美マングースバスターズの日頃の活動や探索犬チームの活躍などを紹介し、奄美大島のマングース防除事業にさらなる理解と協力を頂けるよう広報してきました。



 右の方がパーソナリティの渡陽子さんです。マングースのはく製にビックリの様子です。
 上記パンフレットは奄美野生生物保護センターで無料配布しています。ご希望の方は館内でスタッフまで声をお掛け下さい。

【今日の一枚】


・「カケロマカンアオイ」
・常緑広葉樹林化の林床に生える小型のカンアオイ。分布域は奄美大島島南部及び周辺離島で、花の形が地域ごとに異なっているそうです。環境省のレッドリスト2012では、絶滅危惧IB類に選定されています。