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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

「阿蘇の自然に親しむ集い」(国造神社周辺)の活動報告 【阿蘇地域】

2013年08月08日
阿蘇
自然に親しむ運動月間でもある7月~8月。今回は「国造神社周辺の探索」を手野名水会の皆さんに名所の案内をお願いし、一般参加者15名、パークボランティア17名と巡りました。

 「国造神社」は阿蘇神社より4km程北にあり、古くは延喜式にも記載されており、阿蘇大明神の第1子にあたる速瓶玉命(はやみかたまのみこと)他4神が祀られています。また境内には、阿蘇が湖だった頃、主として居た鯰が、嘉島や球磨地方まで流れついたなどの伝説のある「鯰社」や、大人8名でやっと囲める巨木樹齢二千年の「手野の大杉」(平成3年の台風で倒木)が大事に保存されていることなど、阿蘇神社兼国造神社の宮司さんにお話を伺うことができました。


町指定有形文化財「国造神社」    手野の大杉の幹

周辺には県内でも代表的な巨石墳のひとつ「上御倉古墳」は、中に入ることができるめずらしい古墳で、内部はひんやりとして涼しいです。この手野地区だけで5個の古墳があるそうで、昔は2つの古墳の中に入れたけど今は1つになったこと、ガイドさんが子どもの頃から古墳や神社等は遊び場だったことなど、今も昔も地域の皆さんに親しまれていることが伝わってきました。

国造神社から10分ほど歩くと「わくど石公園」があります。わくどとは、「(イボ)カエル」を意味します。下の写真を見て、カエルの形をしているのがわかりますか?
公園内には、皮膚病や美容にもよいと言われる湧水もあります。効果を期待しつつ、その湧水にタオルをつけてほてった顔を冷やしました。




さらに10分ほど歩くと、巨大な岩の割れ目から水が湧き出ている「手野の名水」があります。毎日多くの人が水を汲みに訪れています。手のひらで水をすくって飲んでみました、冷たくて体に染みわたるようです。皆さん水筒に入れて持ち帰られていました。
すぐ横を通っている川では補修工事がされていますので、注意してお立ち寄りくださいね。


    手野の名水            入り口
 
また、集落内にも多くの湧水があります。しかし、見所のひとつ「垂谷(たるたん)の滝」は、昨年の豪雨災害から、まだ補修が進んでいないそうで今回は見ることができませんでした。楽しみにされていた方もいらしたのですが、また次の機会に・・・・。

 次回は、10月20日(日)南阿蘇村の倶利伽羅不動から清水滝を歩く予定です。
詳細は、近日になりましたら九州地方環境事務所HP上にてお知らせします。
皆さまのご参加をお待ちしています!

HP: http://kyushu.env.go.jp/