九州地域のアイコン

九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

ゆっくり走れば、コシジロヤマドリ?! 【霧島地域】

2013年06月21日
えびの
それはつい先日のことです。
いつものように123カーブある通勤路をゆっくりと走っていたら、道路の真ん中に鳥がいました。


なんだろう、カラスかなぁーと思って、近づいてよく見ると、なんとコシジロヤマドリでした!!


地元の人からは、「この辺にはコシジロヤマドリがたまにいるから、出会えたらラッキーだぞ」と言われていたので、えびの自然保護官事務所に着任して1年と2ヶ月目にしてようやく出会えたことに感動しました。
もっと近くで観察しようとじわーっと近づいていったのですが、全然逃げません。


最終的には、1m近くまで接近することができて、いい写真が撮れました。

山の生態系に詳しい方に言わせると森が豊かだからコシジロヤマドリがいるそうで、自然の豊かさを測るバロメータになっているそうです。

しかし、なぜコシジロヤマドリと出会えたのでしょう?
ひとつは「ゆっくり走っていた」のが大きいのかもしれません。
私は、通勤も国立公園内の様子を知るための立派な業務の一環と考えています。
小林市内からえびの高原まではカーブが123もあり、ところどころ道の狭いところもあるので、下手にスピードをあげるとたいへん危険です。
ひどいときには、突然飛び出してきたシカと接触事故を起こして車が大破したという話も聞きます。

みなさんも普段見られない動物や素敵な景色と出会えるかもしれない国立公園を、余裕を持って、ゆっくりと満喫してみてください。