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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

センター周辺の自然【奄美地域】

2013年06月06日
奄美
うがみんしょ~らん!奄美野生生物保護センターの伊藤です。
6月に入り、セミの声が聞こえ始めてきました。まだまだ梅雨は続きますが、晴れた日は海がとても綺麗です。
←崎原海岸

さて今日は、奄美野生生物保護センターに隣接している「まほろば水と森公園」の生き物をご紹介したいと思います。
この公園は奄美の森を代表する植物が植えられ、小さな滝や池があります。ベンチやお散歩コースも整備されており、身近な自然と触れあうことができます。
またセンター内には望遠鏡が設置してあり、公園に飛来する野鳥の観察をおこなうこともできます。

↑植栽されているヤマモモ:今年もたくさん実りました。甘酸っぱくてとても美味しいです。センタースタッフのおやつとして大人気です。

池にもシリケンイモリやカニなど様々な生き物が生息しているようです。最近はオオウナギがいるという噂を耳にしました。

↑水面近くを漂うヒメアマガエルのオタマジャクシ

今年3月には日本では迷鳥とされ、奄美大島での観察例はわずか数件しかない、「クロウタドリ」が飛来して話題になりました。最近では「水辺の貴婦人」と呼ばれる2羽のセイタカシギが羽根を休めています。


↑セイタカシギ

奄美野生生物保護センターにお越しの際は、この公園で一休みされてはいかがでしょう?
奄美の自然の一部を、とても身近で感じることのできる空間です。