アクティブ・レンジャー日記
世界自然遺産セミナー 【奄美地域】
2013年05月21日
奄美
うがみんしょ~らん!(こんにちは!)
奄美野生生物保護センターの松田です。毎朝目覚めると、リュウキュウアカショウビンの爽やかな鳴き声が聞こえます。
今回は先日開催された平成25年度第一回大島支庁世界自然遺産セミナー「世界自然遺産の概要と野生生物の現状等について」についてお知らせいたします。
このセミナーは、奄美大島に今年度赴任した大島支庁職員及び世界自然遺産関係業務に従事する市町村職員を対象に、世界自然遺産の概要・登録に向けた取り組み状況と、指定作業が進められつつある国立公園の概要及び規制等について、理解を深めて貰うことを目的としています。
まずは「世界自然遺産登録と国立公園指定に向けて」と題し、大島支庁衛生・環境室の吉田係長が講演を行いました。
引き続き、「奄美大島における野生生物の現状と課題」と題し、石川自然保護官が講演を行いました。
マングース防除事業で実際に使用しているワナや自動撮影カメラを持ち込み、仕組みや動作状況の説明を私が行いました。 さらに、近年ではマングースの捕獲頭数が減少し、生息数(推定)が300頭程度まで減少していることや、今までの防除事業の成果として在来種が回復してきていることなどを説明しました。
今年は奄美群島が本土復帰してから60周年という節目の年を迎え、地域全体として国立公園指定・世界自然遺産登録に向けた機運も高まりつつあります。これからも地域の皆様に理解を深めて貰えるような取り組みに力を入れていきたいと思います。
【今日の一枚】
・「ケラマツツジ」
・山地林縁や渓流沿いに生える高さ1~2mの常緑低木。鮮やかな赤い花が新緑の渓流沿いを彩っていました。
奄美野生生物保護センターの松田です。毎朝目覚めると、リュウキュウアカショウビンの爽やかな鳴き声が聞こえます。
今回は先日開催された平成25年度第一回大島支庁世界自然遺産セミナー「世界自然遺産の概要と野生生物の現状等について」についてお知らせいたします。
このセミナーは、奄美大島に今年度赴任した大島支庁職員及び世界自然遺産関係業務に従事する市町村職員を対象に、世界自然遺産の概要・登録に向けた取り組み状況と、指定作業が進められつつある国立公園の概要及び規制等について、理解を深めて貰うことを目的としています。
まずは「世界自然遺産登録と国立公園指定に向けて」と題し、大島支庁衛生・環境室の吉田係長が講演を行いました。
引き続き、「奄美大島における野生生物の現状と課題」と題し、石川自然保護官が講演を行いました。
マングース防除事業で実際に使用しているワナや自動撮影カメラを持ち込み、仕組みや動作状況の説明を私が行いました。 さらに、近年ではマングースの捕獲頭数が減少し、生息数(推定)が300頭程度まで減少していることや、今までの防除事業の成果として在来種が回復してきていることなどを説明しました。
今年は奄美群島が本土復帰してから60周年という節目の年を迎え、地域全体として国立公園指定・世界自然遺産登録に向けた機運も高まりつつあります。これからも地域の皆様に理解を深めて貰えるような取り組みに力を入れていきたいと思います。
【今日の一枚】
・「ケラマツツジ」
・山地林縁や渓流沿いに生える高さ1~2mの常緑低木。鮮やかな赤い花が新緑の渓流沿いを彩っていました。