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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

奄美の風だより【奄美地域】

2012年10月23日
奄美
うがみんしょ~らん!(奄美の方言で「こんにちは」という意味です。)
奄美大島では、キセキレイやサシバなどの冬鳥が観察されるようになり、秋の収穫を祝う豊年祭などが各地で行われています。

↑センター上空を飛翔するサシバ

奄美の人は、この時期になると「ぴぃーっちばひゅー」と言って海へ向かいます。
「ぴー」とはサシバの鳴き声を表しており、「ひゅー」とは魚のシイラの事だそうです。
「ぴぃーっちばひゅー」は、サシバが渡来する時期になると、美味しいシイラがたくさん捕れる、という意味だそうです。
奄美大島も、秋が深まって来ています。

さて、今回は奄美野生生物保護センターのニュースレター「奄美の風だより」についてご紹介したいと思います。



○今の時期に見られる動植物
○奄美群島市町村ニュース
○いきもののふしぎ
○センター・協議会News
という4つのコーナーからなる当センターのニュースレターです。奄美自然体験推進協議会が編集し、年3回発行しています。現在までに44号まで発行しました。センタースタッフが撮影した写真も多く掲載され、眺めているだけでも十分楽しめます。

「いきもののふしぎ」コーナーは、毎回とても気合いをいれて作成しています。使用するイラスト等もセンタースタッフが手書きやPCで描いています。

↑スタッフが描いたサンコウチョウ
前号ではウミガメを特集し、今年行った調査の報告も行いました。

毎号、奄美の生き物情報が盛りだくさんです。
館内では無料配布も行っており、過去の号も読めるようになっています。

奄美野生生物保護センターのニュースレター「奄美の風だより」で奄美の自然を感じて、学んでみてはいかがしょうか?