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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

紅葉シーズン突入! 【くじゅう地域】

2012年10月16日
くじゅう
最近、登山道整備の話題が多いくじゅうのAR日記ですが、先週末の13日(土)も林野庁大分・大分西部森林管理署の方々と、牧ノ戸峠から久住山へのルートのロープ張りと登山道の水切り作業を行ってきました。

いよいよくじゅうの紅葉が幕を開けたということもあり、当日は非常に多くの登山者でにぎわっていました。
山ガールや学生、親子、ちびっこ、団体ツアーなどさまざま!



今年は9月末から天気が比較的良く、朝晩に冷え込んだ日が多いせいか、昨年より色づくのも早く、色のつき具合も良いようです。
ちなみに紅葉が始まる目安は、日最低気温が7~8℃を記録した日から約3週間後くらいだそうです。

それでは、今年のくじゅう連山の紅葉の様子をご紹介します。
まずは、紅葉で名高い「大船山(たいせんざん)」(10月12日撮影)。



上:山頂から写真上部の段原(だんばる)と呼ばれる窪地に向かって撮影。ドウダンツツジ群落の紅葉を見る事ができます。
下:山頂直下の火口湖「御池(おいけ)」。紅葉と池の景色は、自然が創り出した空中庭園のよう。見ごろを迎えています。

そして、星生山(ほっしょうさん)と三俣山(みまたやま)。



上:牧ノ戸峠から久住山を目指すルートから見える、星生山の北斜面。斜面が赤やオレンジ、黄色に染まり美しいですよ。(10月13日撮影)
下:三俣山の「大鍋(おおなべ)」と呼ばれる火口跡斜面の紅葉。噴火によって形成された地形が魅せる、雄大な紅葉を楽しむことができます。(10月15日撮影・長者原ビジターセンター提供)

今週末にかけても、山は紅葉でにぎわいが予想されます。
登山する方は、早めの時間の入山を心がけてください。
「秋の日はつるべ落とし」と言われるように、17時を過ぎると一気に暗くなります。
防寒対策も忘れずに、今年の紅葉を楽しんでくださいね!