アクティブ・レンジャー日記
骨折ハヤブサ療養中【奄美地域】
2012年05月09日
奄美
奄美野生生物保護センターには、ケガをしたり死んでいたりする野生生物が運び込まれます。
死んでしまっている動物は、調査研究のために保管されますが、生きている動物は動物病院へと運ばれ、診察や治療を受けます。
その後、野生復帰となりますが、治療が終わってもしばらく療養が必要な場合などはセンターに戻ってくる事があります。
現在、センターにはハヤブサ1羽が療養中です。まだ若いメス個体ということです。
↑動物病院での診察中
野生動物の世話をする時に大変なのがエサの調達です。なるべく自然界で食べているものに近いものを与えるようにしています。
野生のハヤブサは空中で小鳥などを狩り、鋭いくちばしでちぎって食べます。センターでは、養鶏場にご協力頂き、出荷しない部位を頂いて与えています。
食べる部位や食べない部位などの好き嫌いがあり、エサを作るもの大変です。
このハヤブサは、左翼の付け根を骨折しており現在は飛ぶことができません。今後専門施設へ移り、野生復帰に向けて治療やリハビリなどを行う事になりそうです。
少し前にはミサゴも保護されていましたが、3,4日後に無事に大空に戻っていきました。
↑保護時のミサゴ
傷病鳥獣として運ばれてくるのは、人工物への衝突や交通事故が原因と思われる鳥類がほとんどです。鳥類は窓ガラスに衝突してしまい、そのまま死んでしまう事もあります。
その対策としてセンターでは、バードセーバーを貼っています。これは、鳥に窓ガラスの存在を気づかせるためのものです。
バードセーバーを貼っても事故をゼロにするのは難しいようですが、事故を減らす事ができるのは間違いありません。
↑窓ガラスへの衝突を防止するバードセーバー
死んでしまっている動物は、調査研究のために保管されますが、生きている動物は動物病院へと運ばれ、診察や治療を受けます。
その後、野生復帰となりますが、治療が終わってもしばらく療養が必要な場合などはセンターに戻ってくる事があります。
現在、センターにはハヤブサ1羽が療養中です。まだ若いメス個体ということです。
↑動物病院での診察中
野生動物の世話をする時に大変なのがエサの調達です。なるべく自然界で食べているものに近いものを与えるようにしています。
野生のハヤブサは空中で小鳥などを狩り、鋭いくちばしでちぎって食べます。センターでは、養鶏場にご協力頂き、出荷しない部位を頂いて与えています。
食べる部位や食べない部位などの好き嫌いがあり、エサを作るもの大変です。
このハヤブサは、左翼の付け根を骨折しており現在は飛ぶことができません。今後専門施設へ移り、野生復帰に向けて治療やリハビリなどを行う事になりそうです。
少し前にはミサゴも保護されていましたが、3,4日後に無事に大空に戻っていきました。
↑保護時のミサゴ
傷病鳥獣として運ばれてくるのは、人工物への衝突や交通事故が原因と思われる鳥類がほとんどです。鳥類は窓ガラスに衝突してしまい、そのまま死んでしまう事もあります。
その対策としてセンターでは、バードセーバーを貼っています。これは、鳥に窓ガラスの存在を気づかせるためのものです。
バードセーバーを貼っても事故をゼロにするのは難しいようですが、事故を減らす事ができるのは間違いありません。
↑窓ガラスへの衝突を防止するバードセーバー