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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

雪中巡視② 【くじゅう地域】

2012年01月17日
くじゅう
こんにちは!
16日(月)に約10日ぶりに雪が降った長者原は、17日(火)はスカッと晴れて、辺り一面、キラキラ輝く世界が広がっています。

さて、先週の九重森林公園に続き、13日(金)に牧ノ戸峠から久住山へ雪中巡視に行ってきました。
今シーズンは昨シーズンに比べて雪が少ないとのこと。それでも雪中の山歩きは非日常的でワクワクするものがあります。


上: 樹氷と三俣山
下: 雪で寒そうに丸まっていたアセビの葉っぱ。なんだか可愛らしいですね。


上: 写真から寒さが伝わりますか? 陽射しはあったものの、
   風が吹くと痛みを感じるほどでした。
下: 白と青のコントラストが実に見事!


上: エビのしっぽのように岩に張り付いた雪。
   これが全部エビフライだったら…と妄想にふけりました。
下: 久住山山頂への登山道。無雪期の登山道の様子とはうって変わり、
   ロープが山頂への道しるべになります。しかし、吹き上げる風が
   ものすごく強く、何度も体が吹き飛ばされそうに。さらに、ガスが
   かかり始め、寒さも相まって、少しばかり身の危険を感じました。

当日は平日にも関わらず、登山者も比較的多かったです。
登山者の方を観察していて共通していたのは、みなさん防寒対策をしっかりされていたことです。

軽装での冬山登山は、死を意味します。
家を出る前に、“本当にこの装備で大丈夫か”もう一度確認することを
おすすめします。備えあれば憂いなしですよ!