アクティブ・レンジャー日記
高原から離島&仏の里へ[国東半島・中山仙境編] 【くじゅう地域】
2011年07月25日
くじゅう
みなさん、こんにちは!
前回の姫島編に引き続き、今回は仏の里「国東半島(くにさきはんとう)」の巡視についてお伝えしたいと思います。
姫島から見た国東半島の山々
姫島巡視の翌日、秋の紅葉シーズンには県内外から多くの登山者が訪れる「中山仙境」(なかやませんきょう)に行ってきました。
出発は、トイレや駐車場が整備された場所からスタート。植林地の中を進んでいきます。
ジメジメした林内を進むともう一方の登山道とぶつかり、それからは岩場がメインになります。そして、いよいよ中山仙境の絶叫スポット(?)である「無明橋」に到着。橋の下は、深さ100mくらいの谷になっていて、落ちれば命はありません!
橋の幅は約50cm、長さ約2m。
橋を下からのぞくと(写真左下)、石と石が互いに支え合ってつながっていますが、左右の石の基礎に当たる部分が陸と接している面積は思った以上に少なく、今にも崩壊しそうです。これを見てから渡るのは、かなり勇気がいるものでした。
国東半島には仏教信仰に関わる史跡や文化財が多く、一帯の山々は古来より修験者の修業の場であり、この無明橋もそのひとつに他なりません。
無明橋を過ぎ、登り下りする登山道、急な岩場を鎖を頼りに登ると、中山仙境の最高峰「夷耶馬(えびすやば)」山頂(標高316.9m)に着きます。
そこには国東半島の山々の特徴である奇岩奇峰を望む絶景が広がっていました。
そして、ここにもお地蔵さまが。登山者を見守っているような優しいお顔でした。
4月に鷲巣岳に登った時もそうでしたが、国東半島の山はくじゅう連山に比べ標高は低いものの、起伏の激しい地形がつくる登山道では、手足で岩にしがみついたり、バランスをとったり、自然に応じて自分の体を使うことが多く、とても楽しいです。
修験道として利用されている山ということで、神聖な場所であり、踏み入る以上は山への感謝、自然への感謝も必要だと思います。
利用する際は、マナーを守って安全に楽しんでください。
前回の姫島編に引き続き、今回は仏の里「国東半島(くにさきはんとう)」の巡視についてお伝えしたいと思います。
姫島から見た国東半島の山々
姫島巡視の翌日、秋の紅葉シーズンには県内外から多くの登山者が訪れる「中山仙境」(なかやませんきょう)に行ってきました。
出発は、トイレや駐車場が整備された場所からスタート。植林地の中を進んでいきます。
ジメジメした林内を進むともう一方の登山道とぶつかり、それからは岩場がメインになります。そして、いよいよ中山仙境の絶叫スポット(?)である「無明橋」に到着。橋の下は、深さ100mくらいの谷になっていて、落ちれば命はありません!
橋の幅は約50cm、長さ約2m。
橋を下からのぞくと(写真左下)、石と石が互いに支え合ってつながっていますが、左右の石の基礎に当たる部分が陸と接している面積は思った以上に少なく、今にも崩壊しそうです。これを見てから渡るのは、かなり勇気がいるものでした。
国東半島には仏教信仰に関わる史跡や文化財が多く、一帯の山々は古来より修験者の修業の場であり、この無明橋もそのひとつに他なりません。
無明橋を過ぎ、登り下りする登山道、急な岩場を鎖を頼りに登ると、中山仙境の最高峰「夷耶馬(えびすやば)」山頂(標高316.9m)に着きます。
そこには国東半島の山々の特徴である奇岩奇峰を望む絶景が広がっていました。
そして、ここにもお地蔵さまが。登山者を見守っているような優しいお顔でした。
4月に鷲巣岳に登った時もそうでしたが、国東半島の山はくじゅう連山に比べ標高は低いものの、起伏の激しい地形がつくる登山道では、手足で岩にしがみついたり、バランスをとったり、自然に応じて自分の体を使うことが多く、とても楽しいです。
修験道として利用されている山ということで、神聖な場所であり、踏み入る以上は山への感謝、自然への感謝も必要だと思います。
利用する際は、マナーを守って安全に楽しんでください。