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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

国東半島の魅力発見!【くじゅう地域】

2011年04月14日
くじゅう
4月12日(火)、仏の里として有名な国東(くにさき)半島の北部にある鷲巣岳へ巡視に行ってきました。
ここでちょっと「?」と思いませんか。
なぜ、くじゅうのアクティブ・レンジャーが国東へ行ったのか。

実は鷲巣岳周辺は、瀬戸内海国立公園であり、大分県内の国立公園はくじゅう自然保護官事務所が担当しているのです。
当日は、鷲巣岳の登山道の確認をしました。


登山道は道幅も広く、勾配も緩やかなので、非常に登りやすいです。
周囲を見渡すと、ヒサカキの小さくて可愛らしい花が盛りを迎えていました。


登山口から約30分ほどで到着する山頂付近には、巨石や仏の里の名の通り、石仏などがあり、背筋が自然と伸びるような厳かな空気が漂っています。

そして、山頂を通り過ぎ、少し進んだその先に…
素晴らしい絶景が待っていました!


断崖絶壁の上にせり出した岩からの眺めです。

くじゅうとはまた違った、起伏の激しい山々の斜面に山桜がパッチ状に咲いています。
しばらくこの景色に感動し、その美しさに魅せられていました。

往復1時間の間に、森の新鮮な空気を感じ、神仏文化に触れ、絶景を楽しめる。
国東半島の山の魅力に心を射抜かれた、そんな巡視になりました。