奄美
奄美市住用町の市集落で特定外来生物ボタンウキクサの駆除作業を実施しました。外来種駆除日記その3 特定外来生物ボタンウキクサ@奄美市住用町
2023年08月01日
奄美
奄美市住用町の市集落で特定外来生物ボタンウキクサの駆除作業を実施しました。この地点では2021年から根絶を目指して定期的に駆除作業を行っています。
ボタンウキクサについてはこちら↓
奄美群島で見られる外来種 | 奄美野生生物保護センター (env.go.jp)
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奄美群島で見られる外来種 | 奄美野生生物保護センター (env.go.jp)
住用町市の生育場所
住用町市集落では、2021時点で2箇所の用水路においてボタンウキクサの生育が確認されており、同年から両地点で駆除作業を開始しました。
このうち1箇所では駆除が功を奏し、ボタンウキクサが見られない状態が約1年継続しています。とはいえ水中の泥に種子が眠っている可能性は充分にあり、今後もモニタリングを継続していかなければなりません。
もう1箇所は小規模ながら生育が見られる状態が続き、定期的な駆除作業を続けています。今回はこの地点で駆除作業を実施しました。
このうち1箇所では駆除が功を奏し、ボタンウキクサが見られない状態が約1年継続しています。とはいえ水中の泥に種子が眠っている可能性は充分にあり、今後もモニタリングを継続していかなければなりません。
もう1箇所は小規模ながら生育が見られる状態が続き、定期的な駆除作業を続けています。今回はこの地点で駆除作業を実施しました。
今回の駆除作業
今回の作業は、NPO法人すみようヤムラランド、市集落住民、奄美市、奄美大島世界遺産センター管理運営協議会、奄美自然体験活動推進協議会、環境省からそれぞれ人が集まり、計8名で実施しました。
この場所は、田んぼのようなぬかるんだ水路でボタンウキクサが他の植物に紛れるようにまばらに生息しています。泥に足を取られないよう気をつけながら、1つずつ丁寧に除去していきます。
この場所は、田んぼのようなぬかるんだ水路でボタンウキクサが他の植物に紛れるようにまばらに生息しています。泥に足を取られないよう気をつけながら、1つずつ丁寧に除去していきます。
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1時間弱の作業で45Lゴミ袋4袋分、約25kgのボタンウキクサ(周囲の草を含む)を除去し、目につくボタンウキクサはほとんど取り切ることが出来ました。
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おそらくこの水場には未だ多くのボタンウキクサの種子が埋まっていることでしょう。根絶を実現するには、こまめな駆除作業を継続し、土中の種子を枯渇させなければなりません。
そのためにはまだまだ地道な作業が続きますが、関係機関と連携しながら、駆除作業を続けていきます!
そのためにはまだまだ地道な作業が続きますが、関係機関と連携しながら、駆除作業を続けていきます!
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