九州地区のアクティブ・レンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。
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こんにちは、阿蘇事務所の藤田です。8月末から一気に気温が下がり、ここちよい風が吹いてきました。
草原にはススキの穂が出始め、秋の風景に変わりつつあります。
草原再生の一環として、阿蘇中央高校グリーン環境科の生徒たちが取り組んでいる植生調査に同行しました。野焼きや採草、放牧などの手入れをされず『放棄地』となっている草原を借りて、草刈りをし、植生の変化などを調査されており、今年で3年目になります。今回は2~3年生から10名の参加がありました。
◆◇◆調査の様子◆◇◆
専門家の方に教わりながら、1m×1mの調査区の中にある植物を探します。はじめは見分けや違いなどが分からないようでしたが、丁寧に教えてもらいコツを掴むと次々に見つけられるようになりました。
群落の平均の高さを図っています
群落の密度を測っています
◆◇◆見られた植物◆◇◆
ゲンノショウコ
クルマバナ
その他に、コオニユリやナデシコ、ネジバナなども見られ、草原性の植物も増えており、「3年で植生が変わってきた!」と歓喜の声が聞かれました。成果が見られたことで、これからも続けて行くことが大事なんだと気づきが芽生えた生徒もいたようです。
生徒たちは、輪地切りや野焼き、野草堆肥づくりなど経年で学んでいます。真剣に取り組む姿を見て、とても頼もしく感じました。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、瀬戸内海、西海、雲仙天草、阿蘇くじゅう、霧島錦江湾、屋久島、慶良間諸島、西表石垣国立公園、やんばる国立公園、奄美群島国立公園があります。
こんにちは、阿蘇事務所の藤田です。8月末から一気に気温が下がり、ここちよい風が吹いてきました。
草原にはススキの穂が出始め、秋の風景に変わりつつあります。
草原再生の一環として、阿蘇中央高校グリーン環境科の生徒たちが取り組んでいる植生調査に同行しました。野焼きや採草、放牧などの手入れをされず『放棄地』となっている草原を借りて、草刈りをし、植生の変化などを調査されており、今年で3年目になります。今回は2~3年生から10名の参加がありました。
◆◇◆調査の様子◆◇◆
専門家の方に教わりながら、1m×1mの調査区の中にある植物を探します。はじめは見分けや違いなどが分からないようでしたが、丁寧に教えてもらいコツを掴むと次々に見つけられるようになりました。
群落の平均の高さを図っています
群落の密度を測っています
◆◇◆見られた植物◆◇◆
ゲンノショウコ
クルマバナ
その他に、コオニユリやナデシコ、ネジバナなども見られ、草原性の植物も増えており、「3年で植生が変わってきた!」と歓喜の声が聞かれました。成果が見られたことで、これからも続けて行くことが大事なんだと気づきが芽生えた生徒もいたようです。
生徒たちは、輪地切りや野焼き、野草堆肥づくりなど経年で学んでいます。真剣に取り組む姿を見て、とても頼もしく感じました。