奄美
環境省奄美野生生物保護センターと奄美自然体験活動推進協議会は毎年、夏の時期に子供向けの自然観察会を計３回開催しています。今年の1回目は奄美大島最高峰、湯湾岳で観察会を行いました。夏休み子ども自然観察会 奄美で一番高い山 湯湾岳に登ろう
2023年07月24日
アクティブ・レンジャー九州地区
環境省奄美野生生物保護センターと奄美自然体験活動推進協議会は毎年、夏の時期に子供向けの自然観察会を計３回開催しています。今年の1回目は奄美大島最高峰、湯湾岳で観察会を行いました。
大和村と宇検村の境界に位置する湯湾岳は、標高694mの奄美大島最高峰です。山頂付近には「雲霧林」と呼ばれる霧に覆われやすく湿度の高い森が広がっています。この特異な環境によって湯湾岳の独特な生態系が育まれ、国立公園の特別保護地区にも指定されているほか、世界自然遺産のコアエリアにもなっています。
大和村と宇検村の境界に位置する湯湾岳は、標高694mの奄美大島最高峰です。山頂付近には「雲霧林」と呼ばれる霧に覆われやすく湿度の高い森が広がっています。この特異な環境によって湯湾岳の独特な生態系が育まれ、国立公園の特別保護地区にも指定されているほか、世界自然遺産のコアエリアにもなっています。
湯湾岳での自然観察を通じて、奄美の自然について興味をもつきっかけになればと考え、本イベントを開催しました。
イベントの内容
湯湾岳には大和村・宇検村から２つの登山道があり、いずれも頂上付近の広場まで行くことが出来ます。今回は、大和村からの木道を歩きながら、道沿いの動植物を観察しました。
今回のイベントに参加してくれたのは小中学生とその保護者の5家族、合計18名でした。
２チームに分かれ、動植物を観察しながら木道を登っていきます。
湯湾岳でしか見られない植物の他、市街地や集落の近くでは見られない珍しい生きものに子ども達は興味津々！
今回のイベントに参加してくれたのは小中学生とその保護者の5家族、合計18名でした。
２チームに分かれ、動植物を観察しながら木道を登っていきます。
湯湾岳でしか見られない植物の他、市街地や集落の近くでは見られない珍しい生きものに子ども達は興味津々！
約1時間かけてゆっくりと頂上付近の展望広場まで登りました。展望台からは、湯湾岳の周りの森を見下ろすことが出来ます。
大きな事故もなく、全員無事に下山することが出来ました。
今回の観察会で湯湾岳の身近さと魅力を両方感じてもらえたことでしょう。今度はご家族でゆっくりいらして、季節毎に異なる動植物や風景を楽しんでもらえると嬉しいです！
今回の観察会で湯湾岳の身近さと魅力を両方感じてもらえたことでしょう。今度はご家族でゆっくりいらして、季節毎に異なる動植物や風景を楽しんでもらえると嬉しいです！
今後のイベントの予定
次回は8/6(日)開催のネイチャークラフト教室「葉っぱスタンプで自分だけのエコバッグを作ろう！」を予定しています。身の回りの植物に目を向け、自分で見つけてきた葉っぱに絵の具で色をつけ、模様や形を写し取り、自分だけのトートバッグを作成します。
日時： 2023年8月6日(日) 10:00～12:00
場所：環境省奄美野生生物保護センター(大和村思勝551)
募集定員：小学生・中学生およびその保護者等 20名
応募締切：2023年８月2日(水) 17:00まで ※申込は先着順で、定員になり次第締め切らせていただきます。
参加費 ：無料 ※材料費・保険料はこちらで負担いたします。
お問い合わせ：環境省奄美野生生物保護センター 0997-55-8620
日時： 2023年8月6日(日) 10:00～12:00
場所：環境省奄美野生生物保護センター(大和村思勝551)
募集定員：小学生・中学生およびその保護者等 20名
応募締切：2023年８月2日(水) 17:00まで ※申込は先着順で、定員になり次第締め切らせていただきます。
参加費 ：無料 ※材料費・保険料はこちらで負担いたします。
お問い合わせ：環境省奄美野生生物保護センター 0997-55-8620
(参考)湯湾岳の利用ルール
湯湾岳の貴重な自然を適切に利用し保全するため、2022年11月から湯湾岳の利用ルールを定めて運用しています。
ルールでは、「動植物をとらない・持ち帰らない」、「外来種を持ち込まない」などの他、湯湾岳一帯を3つのゾーンに分け、山頂付近の保全ゾーンへの立ち入りを禁止するなどして、適切な利用を目指しています。
湯湾岳利用ルールの詳細はこちら
ルールでは、「動植物をとらない・持ち帰らない」、「外来種を持ち込まない」などの他、湯湾岳一帯を3つのゾーンに分け、山頂付近の保全ゾーンへの立ち入りを禁止するなどして、適切な利用を目指しています。
湯湾岳利用ルールの詳細はこちら