アクティブ・レンジャー九州地区

九州地区のアクティブレンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します
アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、瀬戸内海、西海、雲仙天草、阿蘇くじゅう、霧島錦江湾、屋久島、慶良間諸島、西表石垣国立公園、やんばる国立公園があります。

8月26日は「火山防災の日」―阿蘇山の火山防災体制を確認しました

2026年08月28日
阿蘇 藤田幸代AR
こんにちは。阿蘇地域では雨が少なく、夕立もほとんど降らない、暑い8月となりました。

8月26日は「火山防災の日」です。
火山とともに暮らす阿蘇地域にとって、日頃から防災意識を高め、いざという時に備えておくことはとても大切です。

阿蘇くじゅう国立公園管理事務所では、関係機関の皆さまと情報共有を図るため、 8月25日・26日に「火山防災の重要性と阿蘇山の火山防災体制」をテーマとした研修を行いました。

今回の研修では、昨年度に作成した「環境省阿蘇くじゅう国立公園管理事務所阿蘇山における噴火警戒レベル引上げ及び噴火時等における対応マニュアル(案)」の内容を再確認するとともに、職員の異動等を踏まえ、噴火警戒レベルが引上げ時の対応手順や情報伝達体制について共有しました。
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講習会の様子@渡辺
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約30名の参加@渡辺
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マニュアル確認@荒川
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現地確認@荒川
研修の背景には、直近の噴火警戒レベル引上げへの対応があります。

研修に先立つ令和8年8月14日(木)15時40分、福岡管区気象台より阿蘇山の噴火警戒レベルが2から3へ引き上げられ、阿蘇中岳火口からおおむね2kmの範囲が立入規制となり、関係する道路、登山道についても規制対応が行われました。
お盆期間中で帰省客や観光客が多く訪れる時期でもあったことから、登山者等の安全確保に向けた迅速な対応を行いました。

同日、登山者の安全確保を図るため、職員が手分けして烏帽子岳登山道東側の立入禁止ゲートにロープと表示板を設置し、併せてSNSやホームページによる周知に加え、関係機関との情報共有を行いました。
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立入禁止ゲートへの表示板設置
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立入禁止表示板
8月19日(水)には、烏帽子岳登山道の現地確認を実施しました。 阿蘇中岳火口の活動状況や登山道の状況等を確認した結果、一部区間を除き利用可能な状態であることを確認しています。
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烏帽子岳山頂周辺
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当日の阿蘇中岳火口の様子
なお、火山活動の状況により、規制情報や登山道情報は今後も更新される可能性があります。

阿蘇へお出かけの際は、以下のページで必ず最新の情報をご確認ください。
 ・阿蘇火山火口規制情報 阿蘇火山火口規制情報 阿蘇山登山情報 
 ・阿蘇山登山情報 - 熊本県ホームページ
 ・阿蘇山上ビジターセンター 登山情報|阿蘇山上ビジターセンター

火山とともに暮らす阿蘇地域では、日頃から防災意識を持ち、いざという時に落ち着いて行動できる備えが大切です。 今後も関係機関と連携しながら、安全・安心につながる情報発信と防災体制の充実に努めてまいります。
阿蘇山は活火山ですが、日頃から最新情報を確認し、噴火警戒レベルや立入規制の内容を理解しておくことで、より安全に自然を楽しむことができます。火山防災の日を機に、改めて火山防災への理解を深めていただければ幸いです。