Tsushima Wildlife Conservation Center (TWCC)

対馬野生生物保護センター

ツシマヤマネコニュース

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センター職員日誌

347件の記事があります。

2018年10月18日とらやままつりについて

センター職員日誌 山本 以智人

みなさん、こんにちは!

普及啓発担当の小宮です。

今回は、告知をしていた10月8日に行った「とらやままつり」についてのご報告です!

今年も佐護小中学校の体育館で実施し、163名の方が来場されました(*^ω^*)

今年は、私のやりたかったことを詰め込みまして

ポスター展の表彰式

ヤマネコのお面作り

交通安全のお守り作り

ミニミニ運動会

講演会

毎年ヤマネコセンターのイベントに参加していただている来場者もいましたので

ヤマネコのスペシャリストも多かったように思いますが・・・

ツシマヤマネコの日(10月8日)を覚えていただけたのではないか?

また、いつもとは少し違った目線でツシマヤマネコについて

学んでもらえたのではないかと思っております。

その他にもいろいろと詰め込みに・・・詰め込み・・・詰め込みすぎて目が回りそうでしたが

私にとっては、嬉しく、楽しかった1日でした!

スタッフとしてご協力いただいたみなさま

そして、ご来場いただいたみなさま、誠にありがとうございました。

今後ともヤマネコセンターのイベントに参加していただけるように

イベントを企画・実施していきたいと思います!

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2018年09月27日とらやままつり・カワウソ講演会・交通安全ポスター展表彰式を開催します♪

イベント情報いろいろ

こんにちは!普及啓発担当の堺です。

突然ですが、みなさま、10月8日(月・祝)は何の日かご存じですか?

ツシマヤマネコの別名である「とらやま」にちなんで、10(と)月8(や)日は「ツシマヤマネコの日」です。

ツシマヤマネコをもっと知ってもらおうと、「とらやまの日」を記念したイベントが動物園各地で行われており、もちろん対馬でもイベントを行います!!

「とらやままつり」

日時:10月8日(月・祝) 10:00~15:30

場所:旧佐護小中学校体育館(対馬市上県町佐護北里993番地)

内容 ・ロボットで遊ぼう!

    佐世保工業高専専門学校の先生にご協力いただき、ロボットで遊べるブースです。

   ・講演「ここまで分かった!対馬のカワウソ」

    筑紫女学園大学の佐々木教授を講師にお招きし、対馬のカワウソについてご講演いただきます。

   ・対馬市民吹奏楽団による演奏

   ・つばきとゆかいな仲間たち ヤマネコ大集合☆ 

                            などなど盛りだくさんな内容となっています♪

「とらやままつり」開催とともに、今年の夏に募集していた「ツシマヤマネコ交通安全ポスター展」の表彰式を行い、過去最多286作品の応募の中から選ばれた作品を会場内で展示します。

今年も素敵な作品ばかりで、選考がとても大変でした。たくさんのご応募、ありがとうございました。

ご応募いだだいた全てのポスターは以下の日程で島内各地へ巡回展示を行います。

イベント、ポスター展展示日程の詳細はチラシを島内各地に掲示しておりますので、ご覧下さい。

 

皆様のお越しをお待ちしております(*^_^*)

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2018年09月27日

センター職員日誌 今泉潤

2018年09月27日

【大正大学】学生ボランティア活動でヤマネコの交通事故対策にご協力いただきました

センター職員日誌  今泉 潤

こんにちは。交通事故担当の今泉ARです。 残念なことに8月17日に今年度初のヤマネコの交通事故が上対馬町の国道上で発生してしまいました。連絡を受けて現場へ急行したものの既に死んでいました。事故防止の活動を今後も進めます。

9月3日から6日まで大正大学の学生さんたち6名が対馬にボランティア活動の実習に来てくださいました。昨年に続き今年で2年目です。現在ツシマヤマネコの減少原因の大きな割合を占めている交通事故及びその対策を中心として、ツシマヤマネコの保護活動について学びながら、ツシマヤマネコと共生できる地域づくりについての考えを深めてもらいながら活動に取り組みました。小雨での作業や強烈な西日の中でのペイント作業などいい汗が流れました!座学以外の活動内容は以下の通りです。

  •  ○ 安全運転を呼びかけるチラシを対馬島内のレンタカーショップに配布

  •  ○ 雨水の流れる道路下にある暗渠内にネコ走りを設置。東工大学生も参加。(志多賀)

  •  ○ 交通安全キャンペーン(樫滝)

  •  ○ 交通安全文字入れペイント(女連)

ソフト面・ハード面の双方から事故防止のための活動ができました。ツシマヤマネコが設置したネコ走りを有効利用して道路横断の回避に役立っているかをこれからモニタリングします。

学生の皆さんが対馬で様々な活動を体験され良い影響を受けたと感じました。今後、様々な分野でご活躍されることを期待しています!

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2018年09月22日4月~8月の質問シートへの回答

センター職員日誌

こんにちは、普及啓発担当の堺です。

最近朝晩は気温が低いことも多いですが、皆様体調など崩されていませんか?

今年も新米が美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまいますね♪

さて、来館者の方々より職員へご質問いただきましたので、回答したいと思います。

○ツシマヤマネコのことを英語で Tsushima Leopard Catと言うようですが、

なんでヤマネコなのにLeopard(意味:ヒョウ)というのでしょうか?

(15歳 男の子)

→いつ、どのようにして英名がつけられたのか、という記録にたどり着くことはできませんでしたが、少し調べてみました。

 まずLeopardと言う単語には「ヒョウ」という意味の他に、「(ヒョウに似た)ネコ科の動物」という意味もあるそうです。次にLeopard Catで「ベンガルヤマネコ」を示すそうです。ベンガルヤマネコはツシマヤマネコの原種のヤマネコです。確かなことは言えませんが、そういった意味合いから、ツシマヤマネコの英名がTsushima Leopard Catになったのではないかと思われます。

(飼育員 有川より)

○なんでヤマネコセンターには生きているヤマネコがいるのですか?

(6歳 女の子)

→対馬では野生のヤマネコをなかなか見ることができないので、色々な人にヤマネコがどんな姿なのかを知ってもらい、もっと興味をもってもらうために展示しています。

(飼育員 太田より)

○イエネコの場合、運動不足になりやすいのですが、

福馬君の体重管理はどのような点に気を付けて行っているのですか?

(29歳 女性)

→福馬のような展示個体なのか、ケガをして保護された個体なのか等、個体の状態を考えて栄養管理をしています。イエネコと同様に年齢と共に基礎代謝も低下しますので、年齢のことも考慮します。

イエネコとの最大の違いは季節変動と言われる痩せる時期、太る時期があることです。痩せすぎたり、太りすぎたりしないようエサのカロリーを調整し、毎日体重測定を行いながら管理しています。

(飼育員 太田より)

○なんで目の周りが黄色いの?

(6歳 男の子)

→黒目のまわりの部分を「虹彩(こうさい)」といいます。虹彩にあるメラニンの色素細胞の量によって、黒目のまわりの色が決まり、(少ない)青→緑→オレンジ(多い)に見えます。

(ヤマネコの虹彩はメラニン色素細胞が多いため黄色いですが、飼いネコは種類によって色が違うので、観察してみてね!)

ヤマネコもネコも産まれたときはメラニン色素細胞がまだ働いていないので、青い目をしています。生後1ヶ月以上経つと、だんだんメラニン色素細胞が働き始め、目の色が変わっていきます。

(獣医師 箕浦より)

ご質問いただき、ありがとうございました。またのお越しをお待ちしております。

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2018年07月27日社会体験研修の受け入れを行いました。

ツシマヤマネコニュース

こんにちは!普及啓発担当の堺です。

全国各地で猛暑日が続いておりますね。

対馬もとても暑く、当センターで飼育しているツシマヤマネコ福馬君はよく日陰でお昼寝をしています。

さて、今回は社会体験研修の受け入れについてご紹介いたします!

今年研修に来ていただいたのは幼稚園の先生でした。

対馬の生き物、自然についてお話ししたあと、私達の業務のお手伝いをしていただきました。

飼育員や普及啓発のお仕事(ヤマネコ教室、イベント)のお仕事のお手伝い

  

交通事故対策(ヤマネコ型看板の修繕、交通安全キャンペーン)のお仕事

 

暑い中、三日間みっちり研修していただきました。ありがとうございました。

研修中に学んでいただいたヤマネコや対馬の生き物についてのことを、

是非今後のお仕事に活かしていただければと思います。

これから夏も本番!皆様、体調にはくれぐれもお気を付けてよい夏休みをお過ごし下さいね。

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2018年06月13日みさお野生復帰

センター職員日誌 沼倉 真帆

こんにちは!
アクティブレンジャーの沼倉です。

昨年9月に保護されたみさおですが
無事に怪我も完治し、自分でネズミを捕まえられるほど元気になりましたので
2018年4月13日に保護された峰町三根で
センター関係者や保護に携わった方々に見守られながら、みさおは森へ帰って行きました。

元気に森へ帰っていけたのは弱っているみさおを見つけて
迅速に通報してくださった方の行動がきっかけでした。

「もしかして今のヤマネコだったかな?」と少しでも思ったら、
ぜひお気軽にヤマネコセンターまでご連絡をお願いします。
交通事故対策へ活用するため、道路上での目撃情報も募集しています。

引き続き、地域のみなさまのご協力をよろしくお願いいたします!

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2018年04月20日福馬、お誕生日おめでとう!!

イベント情報いろいろ

こんにちは、普及啓発担当の堺です。

今月43日は福馬の誕生日でした。

14歳になった福馬は少し貫禄がついてきたかな?

ヤマネコセンターでは福馬の似顔絵を描いて誕生日をお祝いするイベントを開催していました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

しばらくは福馬の展示通路に展示していますので、ぜひ色んな顔の福馬を見に来て下さいね♪

ちなみに私のお気に入りの似顔絵です。是非探してみて下さいね。

また、流行にのってインスタグラムならぬ、ヤマネコスタグラムを撮影できるスポットでは

佐須奈中学校の卒業生たちや来館されたお子さんが記念に撮影してくれました!

 

春は別れと出会いの季節。今年度はどんな一年になるのでしょうか。

皆様にとって、ヤマネコにとって素敵な一年になることをお祈りしております。

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2018年04月19日ゴールデンウィークイベント

センター職員日誌 小宮

みなさん、こんにちは!

普及啓発担当の小宮です。

もうすぐゴールデンウィーク!

今年は桜が早く咲いたので、ひとつばたごも早く咲くのかな?

上対馬町鰐浦のひとつばたごが今年も楽しみです!

ゴールデンウィークは、4月28日~5月6日まで休まず開館しています!

※5月7日・8日がお休みになりますので、あらかじめご了承ください。

さてさて今回は、イベントのお知らせです。

今年も5月3~5日の3日間イベントを開催します!

11時~15時実施!予約不要!参加費無料!

【やまねこ探検隊】棹崎公園を探検しながら、クイズに答えよう!

【プラ板でキーホルダー作り】1日20名限定

また、福馬くんの餌やり見学の時間にあわせて

飼育員さんから福馬くんのお話が聞ける【キーパーズトーク】も行います!

※餌やり時間:10時30分頃、12時頃、15時頃

↓詳細チラシ↓

みなさまの来館をお待ちしております!

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2018年04月01日新年度もよろしくお願い致します!

センター職員日誌 小宮

みなさん、こんにちは(^^)/

普及啓発担当しています、小宮です。

平成30年度がはじまりましたね~(^^)☆

今年度もよろしくお願い致します。

さてさて、お気づきの方もいらっしゃるかもいれませんが

小宮は、とらやまの森79号で退職のご挨拶を書いていましたが・・・

本年度も対馬野生生物保護センターで働くことになりました!!

今後もイベントやヤマネコ教室等で

たくさんの方と出会えることを楽しみにしています♪

よろしくお願いします!

春と言えば、ヤマネコにとって出産の時期・・・

全国9つの動物園で飼育されているヤマネコたちの誕生日がどんどんやってきています!

繁殖のため、まだ展示が一時中止になっている園もあるようですが、

是非、全国のヤマネコたちに会いに行ってみてくださいね☆

また対馬野生生物保護センターの福馬くんは4月3日が誕生日☆14歳になります!

これからも長生きしてくれますように☆

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2018年03月23日3月19日交通事故発生

ツシマヤマネコニュース 山本 以智人

こんにちは!

アクティブレンジャーの沼倉です。

2018年3月19日上県町樫滝で交通事故が発生してしまいました。

朝6:10頃道路上でヤマネコが倒れているのを確認し、すぐさまセンターへ連絡をいただきました。迅速な対応感謝いたします。

まだほんのり暖かいヤマネコを職員が回収し、マイクロチップ(ネコの身元に関する情報が入っていて、それを装置(リーダー)で読み取ることによって、情報を確認することができる)を確認したところ、2013年1月に交通事故が原因として上対馬町比田勝で保護されたセナでした。セナは、保護地点周辺で放獣した後、自分の力で上対馬町茂木に移動し、2014年10月から2015年10月まで上県町樫滝で定着していたことを確認していた個体でした。

昨年7月から本年3月まで住民の方からもヤマネコを樫滝付近の道路上で目撃したと、たくさんの情報がセンターに寄せられており、交通事故が起きないように普及啓発活動を行っていましたが、残念ながら事故が発生してしまいました。

この事故の事例のように道路上で目撃されるとそのあとも道路へ飛び出し事故に遭う可能性もあります。

今回で今年度のヤマネコの交通事故数は【9件】となり、この件数は統計を開始した平成4年度以降、3番目に事故が多い年度となってしまいました。

事故が多いからヤマネコ増えているのでは?と意見もありますが、

2017年2月にも以前保護したマレが交通事故に遭い死んでいますし、今回の事故のセナも生息数が多ければこのような悲しい再会になることはなかなかないのではないかと思われます。また交通事故は確実に人間がヤマネコを死なせている要因でもあります。

また若いヤマネコの事故が多数発生していることは次世代を担うヤマネコが死亡することになり、交通事故が起きないことに越したことはありません。

ヤマネコの交通事故では、セナのかつての事例のように、事故後に迅速な連絡をいただいたら救える命もあります。また、ヤマネコ見たよ!など小さなこと何でも構いません!今後も安全運転力とヤマネコセンターへの情報提供のご協力よろしくお願いします!対馬野生生物保護センター(TEL:0920-84-5577)

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