世界遺産とは

人類共通のかけがえのない財産として、将来の世代に引き継いでいくべき宝物、それが世界遺産です。

世界遺産とは、世界遺産条約に基づき「世界で唯一の価値がある」と認められたもので、文化遺産や自然遺産などがあります。

この人類の財産を保護・保存し、国際的な協力及び援助の体制を確立することを目的にした世界遺産条約は、1972年にユネスコ総会で採択されました。日本は1992 年に締結しています。

世界自然遺産候補地 ~奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島~

奄美大島や徳之島をおおう国内最大規模の亜熱帯照葉樹の森。

年間降水量3,000mmにもおよぶ恵みの水にたたえられた湿潤な森は、大陸との結合・分離を繰り返した地史を反映し、多くの固有種を育んできました。

アマミセイシカやアマミエビネ、トクノシマテンナンショウなどの植物は一年を通じてあちらこちらで咲き誇り、アマミノクロウサギやルリカケス、アマミイシカワガエル、オビトカゲモドキなどの動物は昼夜を問わず森を賑やかにしています。

地史

奄美群島の成り立ち

約1000万年前

ユーラシア大陸と地続きでした。

約200万年前

奄美大島、徳之島、沖縄島を含む中琉球が大陸から隔離されました。

約30万年前~約2万年前~1.5万年前]

かつては近隣地域にも分布していた種が絶滅していく中、新たな天敵(捕食者)やライバル(競争相手)が越えられない海峡で隔てられた島嶼にだけ種が生き残りました。隔離により種分化し、島独自の環境へ適応し固有種へと進化しました。

奄美で見つかっている最古の人の痕跡は、約3万年前です。

この、かけがいのない、豊かな自然を残していきたい

亜熱帯照葉樹の森写真

亜熱帯照葉樹の森

アマミエビネ写真

アマミエビネ

トクノシマエビネ写真

トクノシマエビネ

アマミノクロウサギ写真

アマミノクロウサギ

 アマミイシカワガエル(常田守氏 撮影)写真

アマミイシカワガエル(常田守氏 撮影)

オビトカゲモドキ写真

オビトカゲモドキ

世界自然遺産にむけて

  • 我が国が平成29年2月に「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(通称:世界遺産条約)に基づく「世界遺産一覧表」への記載を推薦していた「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」について、平成30年5月にIUCN(※)から登録の延期の勧告を受けたことを踏まえ、登録に向けた再スタートを切るため、同年6月に推薦を一旦取り下げていました。
  • その後再推薦に向けて条件が整ったことから、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」推薦書について、平成31年2月1日(金)(現地時間)に世界遺産条約の事務局であるユネスコ世界遺産センターへ再度推薦書を提出しました。

「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の世界自然遺産推薦に係る推薦書のユネスコへの提出について (平成31年2月1日)

※IUCN(国際自然保護連合):ユネスコ世界遺産委員会の諮問機関

奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島の位置

奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島の位置図

世界自然遺産としての価値の証明、自然環境の適正な保全管理等に必要な科学的助言を得るため、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島世界自然遺産候補地科学委員会」を設置しています。

リンク:会議開催状況や会議資料等

潜水する、あまくろ

環境省
奄美野生生物保護センター

郵便番号 894-3104
鹿児島県大島郡大和村思勝字腰ノ畑551

電話: 0997-55-8620
FAX: 0997-55-8621

【開館時間】
     9:30 ~ 16:30

【休館日】 
     毎週月曜日(祝日をのぞく)
     年末年始(12月29日~1月4日)

【入館料】
     無料