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とらやまの森第10号 |
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福岡市動物園のツシマヤマネコ情報コーナー |
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すでに皆様ご存じのように、福岡市動物園では、ツシマヤマネコ保護増殖事業の一環として飼育下において個体数の増加を目指す人工繁殖事業を実施中です。1996年から1999年にかけて、綿密な計画に基づいて対馬で捕獲された5頭の健康な成獣(個体番号No.1・No.3・No.5=オス、No.6・No.8=メス)が、動物園内の専用獣舎で飼育されています。
9月に入ってからは、獣舎内に設置してある体重計になかなか乗ってくれないので、正確な体重はわかりませんが、No.9は生後5ヶ月あまりで外見上は母ネコであるNo.8とほぼ同じくらいにまで成長しています。 |
棹崎公園から見える異国 韓国 |
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「国境のしま」として知られている対馬ですが、いつでもどこからでも海峡の向こうに韓国が見えるわけではありません。上県町で韓国が見える場所として有名なのは千俵蒔山の展望台ですが、センターのある棹崎公園からもばっちり見ることができます。しかし、天候や季節によってよく見える日や見えない日があります。当センターでは、韓国が見えたかどうかを毎日記録しています。そこで、1999年1月から今年8月までの見えた日数を月毎のグラフにしてみました。 韓国が見える日は、秋から冬(10~12月)の気温が低い頃に最も多い事が分かります。この時期は乾燥して3~4月の様に春霞もかからず大気が澄んでいるため遠くまではっきりと見通すことができるのでしょう。 |
人の動き |
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中島 絵里 この度、私中島絵里は、所属している(財)自然環境研究センターから東京勤務を命ぜられ、9月中旬に東京へやって来ました。 三谷 奈保 中島絵里さんと交代で、対馬野生生物保護センターに来ました三谷奈保です。対馬には2年前に出張で数週間滞在したことがあります。海ぎわの漁村の家屋と広い海、山間の田畑と青い空の対比の美しさが印象的でした。これまでザワザワした街中で生活してきたので、対馬に来ることになったとき、あの動物や植物など自然の豊かな風景の中で生活するんだなと楽しみにしていました。 |
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