対馬野生生物保護センター

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とらやまの森
環境省 対馬野生生物保護センター ニュースレター

とらやまの森第9号

 

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対馬野生生物保護センターの活動から


仔ネコのポストカード制作へ

 2ページでもお伝えしているとおり、福岡市動物園で仔ネコが誕生しました。この姿を皆様に見ていただくため、ポストカードを作ることになりました。昨年に引き続き、普及啓発事業の一環として長崎県が中心となって制作を始めています。今月中には対馬野生生物保護センターを始め、福岡市動物園などで配布を開始する予定ですので、もうしばらくお待ち下さい。

講演の実施

 5月18日に「第49回長崎県町村選挙管理委員会連合会通常総会」が厳原町文化会館で開催されました。この中で行う講演の依頼があり、「対馬の自然環境とツシマヤマネコ」という題で、約1時間にわたり話をさせていただきました。
 長崎県の全市町村から集まった方々は総勢300人を越しており、そのほとんどの方が対馬に来られるのは初めてだということでした。それでもさすが長崎県民、かなりの方々がツシマヤマネコの名前を知っていらっしゃいました。全国的にはイリオモテヤマネコの方が知名度は高いようですが、地元長崎県ではツシマヤマネコの方が優勢のようです。しかしその現状についてはよく知らないという方が多かったようでした。一方対馬野生生物保護センターの知名度は非常に低く、対馬の方を除けばほとんどの方が活動内容はおろか名前さえ知らないという状況でした。これには非常にショックを受け、また私達の力不足を感じました。
 この講演を機に、少しはツシマヤマネコヘの関心をもってもらえたものと思っています。これからも機会があればこのような講演などを行い、ツシマヤマネコの現状を知ってもらえるようにしていきたいと思っています。

全島27ヶ所で自動撮影によるモニタリング実施へ向けて

 ツシマヤマネコの保護増殖事業のひとつに、毎年長崎県が実施している「自動撮影による生息状況調査」があります。対馬には町が6つありますが、各町の2ヶ所以上に自動撮影装置を設置することにしています。昨年度は9~3月に27ヶ所で実施し、そのうち4町14ヶ所でヤマネコが確認されました(右ページの「保護増殖事業で生息が確認された地域」に含まれています)。
 しかし厳原町と美津島町ではヤマネコが撮影されませんでした。厳原町ではヤマネコ生息の痕跡が確認されていることから、この撮影に成功するように重点的に実施する予定です。今年度は開始時期を早め、今月中に自動撮影を始める予定です。この結果についてもお知らせしていきたいと思います。  <E>



人の動き

 5月から、対馬野生生物保護センターに勤務するようになりました。白石明日香です。O型、11月生れのサソリ座のおんな。
 絵を描くことと料理(作るのも、食べるのも)、犬猫をさわるのが好きです。
仕事も対馬も初心者ですが、よろしくおねがいします。 <Ask>



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