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日本で最も絶滅のおそれの高い動物の1つであるツシマヤマネコを保護するためには対馬のみならず、全国の方々の理解と協力が必要不可欠です。しかし、生息数の減少により対馬の住民でさえ実際にツシマヤマネコを見たことがある人は少なく、ツシマヤマネコの問題を身近に感じることが難しい状況です。
そこで、対馬野生生物保護センターでは、飼育しているツシマヤマネコを皆さんに見ていただくことで、ツシマヤマネコを身近に感じ、さらにそれらを取り巻く問題に関心を高めて頂きたいと考え、2003年12月9日に一般公開を開始しました。
四代目の一般公開ヤマネコを務める「かなた」は、2015年4月13日に福岡市動物園での飼育下繁殖で誕生したツシマヤマネコです。対馬での名前は、公募で寄せられた沢山の命名候補の中から選ばれて決定しました。
ヤマネコは夜行性なので昼間は寝転がったり、眠ったりしていることが多いですが、食事の後はイエネコ同様に爪とぎをしたり、顔を洗ったり、部屋の中を跳ねまわったりと活発に動きまわっています。
対馬野生生物保護センターでは、開館中は随時見学することができますが、個体の体調により公開を中止する場合もございます。また、悪天候やその他の条件などにより、皆さまから姿が見えにくい場所にいる場合もございます。予めご了承ください。公開状況に関しては、対馬野生生物保護センター(0920-84-5577)までお問い合わせください。