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12月15日(日)に開催された、2002年最後のイベント「ツシマヤマネコ博士養成教室」の様子を紹介します。
ツシマヤマネコの絵を描くことを通して、ヤマネコの体の特徴や生息環境、どんなものを食べているのかといった知識を
身につけてもらうのが目的です。ツシマヤマネコの特徴をうまくとらえることができたでしょうか?
まずは博士養成教室の説明とスタッフ紹介です。
ツシマヤマネコの絵を描くことを通して、ヤマネコの体の特徴や、どこにすんで、どんなものを食べているのかといった知識を自然に身につけてもらうのが狙いです。
今回の参加者は、スタッフを含めて、大人6名・子ども10名の計16名。
参加者数もボランティアスタッフも着実に増え、ツシマヤマネコと自然環境に対する関心の高さを感じました。
チームごとに分かれ、センター内の各施設を使って、ツシマヤマネコの特徴について調べます。左側はツシマヤマネコの生息環境を再現したジオラマ。
右側は生息調査マップなどの資料。
奥にあるのは自動撮影装置です。
ジオラマを利用して、ツシマヤマネコが森のなかでどうやって生きているのかを調べています。
絵を描くという目的があるためか、みんな真剣に見つめています。
こちらのチームは、新しく設置されたツシマヤマネコの本コーナーの写真や資料を使って、ツシマヤマネコの特徴について調べています。「しっぽが太すぎた~」「いや、いいんじゃない?」
剥製標本を見ながら、ツシマヤマネコの体の模様について勉強中です。「耳の裏側が白いのがヤマネコの特徴なのよ。わかる?」
「あっ、ほんとだ!」
こちらは自転車でかけつけてくれた佐護小学校の仲良し4人組です。おしゃべりばかりしてましたが、「この写真、ホームページに載せるよ~」と言ったとたんにマジメモードに。
さすがは高学年。ちゃっかりしてます。
小学校低学年チームは、一生懸命絵を描いています。どこかでツシマヤマネコを見かけても、ばっちり見分けることができるかな?
いよいよ発表の時間です。みんなちょっとドキドキしているようです。描いた絵をみんなに見せて、どんな場面を描いたのか、どこが難しかったのか、発表してもらいます。
リアルなツシマヤマネコの絵を見せたとたん、参加者から「おおー」と声があがりました。「ヤマネコの、もようが、むずかしかったです」
照れながらも、一生懸命発表してくれました。
大きな画用紙いっぱいにツシマヤマネコを描いてくれた女の子です。額のスジや体の斑点などの特徴もよくとらえられていますね。
「このカエルさんは?」と聞くと、
「カエルが好きだから、ヤマネコの横に描きました」
テレメ調査・痕跡調査・博士養成教室に参加すると、それぞれピンバッジがもらえます。3種類集めると「ツシマヤマネコ博士」認定証が贈られます。現在博士は3名。
今回2つ目のバッジをゲットした参加者のお子さんもいたので、来年には新たな博士たちが誕生しそうです。みんなで力をあわせて、対馬の自然を守っていきたいですね。
最後に参加者全員で記念撮影です。