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痕跡ハイクの報告です。
今回は島外からの参加者もあり、またまた楽しく盛り上がりました。
最初はみんな「おっかなびっくり」なのは前回も一緒。
でもツシマヤマネコの痕跡を調べることの魅力に、みんな直ぐにはまってしまいます。
まずはセンター職員とボランティアの方から、ヤマネコの現状について説明と、フンを素手で触らないなどの注意を受けます。
晴れ渡った気持ちのよいお天気です。ワゴンに分乗して、「さあ、出発!」
「うむむ、これがヤマネコのフンか・・・」お父さんも一緒に盛り上がります。
「結構立派なフンだな~」
誰かがフンを見つけると、みんな駆けつけます。外敵から身を守るためか、フンは見晴らしのよい場所に多いようです。
「ヤマネコいないかな?」
持ち帰ったフンは、みんなで分析します。内容物を取り出すため、水に溶かして、ほぐしているところ。
「あっ、何か見えた!」
実体顕微鏡でフンの内容物をしらべます。
「これ、ネズミの奥歯かな?」
気分はもう学者さん。
「ネズミの骨、また見つけたよー」
整腸剤として(?)食べたと思われるイネ科植物の葉、ネズミやヒミズ(モグラの一種)の骨と歯などが出てきました。
「本日は絶好のフンびよりで・・・」職員さんの今日のまとめ、のはずが、なぜかみんな笑ってます。
「しっかりー」
痕跡調査担当のボランティアの方がビシッとしめます。参加者の子どもたちも、尊敬のまなざし。
「かっこいい・・・」
これがウワサのヤマネコ・ピンバッチ。痕跡ハイク・テレメトリー調査・ヤマネコ博士教室のいずれかに参加すると、バッチを1つもらえます。
3つ揃うと、ヤマネコ博士に認定。
「目指すぞ!ツシマヤマネコ博士!」