ツシマヤマネコニュース
183件の記事があります。
2016年11月11日★質問シート★回答
センター職員日誌 沼倉 真帆
こんにちは!普及啓発担当の沼倉です!
センターの訪問者の皆さんからたくさんの質問を頂いております。
ありがとうございます(^o^)
さっそく答えていきたいと思います。
10月9日(日)
○飼育員さんは秘密はあるのですか?(6さい おとこのこ)
→秘密はたくさんあります(^_^)
でも福馬君の秘密ならこっそり聞いてくれたら、教えてあげられるかもしれません。
福馬君に聞こえないように、こっそり・・・聞いてみて下さい。
○なぜヤマネコを触らせてくれないの?(9さい おんなのこ)
→ヤマネコはするどいツメやキバで引っ掻いたり、噛んだりして相手にケガをさせてしまうことがあります。なので、みんなには触ってもらうことが出来ません。
飼育員もヤマネコの様子をよく見て引っ掻かれたり、噛まれりしないように気をつけて触っています。
10月22日(土)
○つばきちゃんへ! 会いたいです。いつ会えますか?(4さい おんなのこ)
11月20日の軽トラ市(内山)につばきちゃんも参加するそうです。
ヤマネコに関するイベントや交通安全キャンペーンなどにもよく手伝いに来てくれます。
様々なツシマヤマネコのイベントに参加してみよう♪
10月27日(木)
○いま現在、ヤマネコは増えているのですか?またヤマネコが増えるためには人間は何をしたらいいですか?(28歳 男性)
→最新の推定生息数と過去のデータを見比べるとほぼ横ばいかやや減少傾向にあります。生態系ピラミッドの頂点にいるヤマネコを守るということはその下にいる全ての動植物が安定して暮らせる環境を作り出す必要があります。だからこそ多くの人々が協力して対馬の自然を守っていくことが大切になっていきます。
例えば普段食べているお米を生き物や環境に配慮して作られている「佐護ツシマヤマネコ米」に変えてみたり、ヤマネコの保護活動をしている団体に加入して、一緒に活動することもいいことだと思います。
またヤマネコの現状を誰かに伝えたり、ヤマネコをきっかけに生き物を好きになることだって立派な保護活動です。ぜひこれを機会に自分には何が出来るのかを考えて行動してみてくださいね(^o^) (By Moe)
11月6日(日)
○ヤマネコの名前をなぜ福馬くんにしたのですか?(8さい おとこのこ)
→福馬は福岡市動物園で生まれたヤマネコです。公募によって福岡の「福」と対馬の「馬」をとって福馬となりました。対馬で保護されたヤマネコの名前は保護してくれた方に名付け親になってもらったり、センター職員がつけることもありますよ。
11月20日(日)
○ヤマネコはなぜカエルとネズミを食べるの?(6さい おとこのこ)
→ヤマネコはお肉を食べる肉食動物だからです。動物たちは自分たちの種がずっと生き残れるように様々な工夫をしています。その一つに「餌」があります。もし、全ての動物が同じ餌(例えば魚)を食べていたら、あっという間に魚は絶滅し魚を食べていた動物もみんな死んでしまいます。だから他の動物と争わないようにお肉を食べる動物、草を食べる動物、なんでも食べる動物などに分かれて暮らしているのです。
もうすぐ12月に入って冬休みです。2016年の最後にも福馬くんに会いにきてください(^_^)v
※対馬野生生物保護センターは年末年始期間(12月29日~1月3日)は休館になります。
2016年11月01日☆ハロウィンイベント☆
センター職員日誌 沼倉 真帆
こんにちは!
普及啓発担当の沼倉です。
10月15~31日まで
以前の職員日誌でお知らせした
ハロウィンイベントを開催しました(^o^)
参加してくれた皆さんはかわいくかっこよく仮装をしてくれました★


ハロウィンイベントも終了し2016年も終わりに近づいてきました・・・!
12月頃にはまたイベントを企画するので
みなさまのお越しをお待ちしております!
2016年10月13日★質問シート★解答
イベント情報いろいろ 沼倉 真帆
こんにちは!普及啓発担当の沼倉です。
ここ一週間で対馬は一気に肌寒くなり、すっかり冬に近づいてきてます。
夏休みに頂いた質問をこの場でお答え致しましたが、その後もセンター来館者の皆さんから、たくさんの質問を頂いております。
ありがとうございます(^^)
さっそくこの場で答えていきたいと思います☆
8月11日(木)
○いつもありがとうございます!なぜ今は厳原の方にツシマヤマネコはいないのですか?
あと対馬だけにいる動物は何種類いるのですか?(12さい おんなのこ)
→まず、厳原の方(下島)には人口が多く人間の生活活動が大きいこと、杉やヒノキなどの人工林が多く、ヤマネコやヤマネコの餌になる動物が暮らしやすい環境が少ないことが原因の1つだと考えられていますが、詳しいことはまだわかっていません。
次に、対馬だけにしかいない動物の種類"数"は正確にはわかっていませんが、対馬の固有種(対馬が「島」になったことでここにしか生息しない生物に進化した)はたくさんいます。まずは名前に「ツシマ~」が入っている動物を調べてみましょう!
9月13日(火)
○ツシマヤマネコは肉の中でも何の肉が好きですか?(12さい おとこのこ)
→野生のツシマヤマネコのうんちを調べるとほとんどがネズミの毛や骨なので、一番の大好物はネズミたちかもしれません。
9月16日(金)
○ツシマヤマネコの体重はどのくらいですか?(12さい おとこのこ)
→約3~4kgですが季節によっては体重は大きく変化します。特に寒い対馬の冬を乗り越えるために、冬は脂肪を大きく蓄えます。場合によっては夏より1kgも増えることもあります。
9月30日(金)
○ツシマヤマネコはどこに住んでいますか?(7さい おとこのこ)
→森の中や川の近くはもちろん田んぼや畑の近くでも暮らしています。
10月2日(日)
○福馬くんはいま何歳ですか?(9さい おんなのこ)
→福馬くんは現在12さいです。人間に例えると約64さいになるおじいちゃんヤマネコだよ。
解答を記入した質問シートはセンターの飼育ツシマヤマネコ"福馬"の展示コーナーでも展示しています!
ぜひ食いしん坊な福馬くん(↓)に会って、質問を書いてください~(^_^)/
2016年09月28日とらやま祭り
イベント情報いろいろ 小宮
みなさん、こんにちは!
普及啓発担当の小宮です(^^)/
朝夕はずいぶんと涼しくなり
日中の気温の差で体調は崩されていませんか?
さて、今回はイベントのお知らせです!
「10月8日はツシマヤマネコの日」ということで
10月8日(土)・9日(日)の2日間
【とらやま祭り】を開催します!!

今年は、対馬野生生物保護センターと
旧佐護小中学校の体育館をお借りして2カ所で実施します!
~2日間☆実施予定のプログラム~
旧佐護小中学校では、
☆巨大迷路「ヤマネコ脱出ゲーム」
☆調査体験「ヤマネコを探せ!」
☆「ビンゴ大会」15時30分~
→景品には、やまねこのぬいぐるみもあるよ☆
ヤマネコセンターでは、
☆餌やり見学と飼育員からのお話し
「ヤマネコごはんタイム」12時~・15時~
※9日は、10時30分~マウスの餌やり見られるよ☆
~8日限定のプログラム☆~
旧佐護小中学校では、
☆限定6組で「ヤマネコの看板に色をぬろう!【要予約】」
☆「巨大カルタ大会!」14時~
ヤマネコセンターでは、
☆限定6名で「ヤマネコセンターの裏側を見学!【要予約】」
→13時30分~
~9日限定のプログラム☆~
棹崎公園内でクイズラリー
「やまねこ探検隊」14時~15時
入場無料です!!遊びにきてくれた方には、
「ツシマヤマネコの日」限定缶バッジをプレゼント★
いつもの缶バッジより大きいよ~(^^)/遊びきてね~☆
みなさまのお越しをお待ちしております!
2016年09月01日対馬野生生物保護センター 夏季実習!!
センター職員日誌 小宮
みなさんこんにちは(^^)/
普及啓発担当の小宮です!
今回は、対馬野生生物保護センターで行われた
夏季実習についてご紹介します!!
毎年、対馬野生生物保護センターでは
業務体験や地域の方との交流などを通じ、
ツシマヤマネコをはじめとする対馬の希少野生生物の保護活動について学ぶ
夏季実習を実施しています。
今年度は、8月18日~28日の11日間実施し、
全国から7名の学生さんが参加してくれました。
昨年度同様、「獣医・飼育コース」「普及啓発・地域社会づくりコース」の
2つのコースに分かれ、より専門的な内容で実習を行いました。
センター業務内容についてはもちろんのこと・・・
ツシマヤマネコ応援団とのカルバート清掃、
ツシマヤマネコを守る会の保護区見学&保護区の海岸清掃
動物病院での実習、
厳原町内山での民泊、
厳原町安神地区での有害鳥獣対策、
神宮自然農園での実習、
その他、佐護ヤマネコ稲作研究会との田んぼの生きもの調査、ヤマネコ教室、
ツシマウラボシシジミの整地作業、ツマアカスズメバチの講義、
馬事公園での対州馬の飼育体験などなど・・・
本当にたくさんの地域の方にご協力頂いて、実習を行いました。
実習の最後にはまとめとして、
実習生1人1人が実習期間中に学んだことをふまえて、
【対馬の生態系保全に向けた新たな発案】をして頂きました!!
とても良いアイディアもいただきましたので、
実現できるようにがんばっていきたいと思います!
実習生からの新たな提案は9月一杯くらいまではセンターのレクチャー室に掲示し
公開しております。
センターにお越しの際には是非彼らからの新たな発案をご覧下さい。
また、今年度もシーランドで交流会を開催したり、
地域の方々からの声かけで色々な体験をさせていただいたりして、
地域の方々との交流の時間を多く持てたので、
今回参加してくれた学生は、地域の方々の温かさを感じながら
ツシマヤマネコはもちろんのこと、対馬の自然を守っていくためには
地域の方々のご協力がなくてはならないことを
強く実感してくれたのではないかと思います。
今回の対馬での実習で感じたこと・学んだことを
今後の生活や就職活動など・・・何かにつなげていってほしいです!
今年度の夏季実習も講師の方々はもちろんのこと
地域の方々のご協力で無事に終わることができました。
本当にありがとうございました。
実習生のみなさん!!また対馬に足を運んでくださいね!
お待ちしています(^^)/★
2016年08月30日★質問シート★解答
ツシマヤマネコニュース 沼倉 真帆
こんにちは!
普及啓発担当の沼倉です!
対馬もすっかり涼しくなり、2016年の夏が終わろうとしています。
今年の夏も対馬野生生物保護センターにたくさんの来館者が来て下さいました(^^)
来館者の方から質問を何個か頂いたのでここのコーナーでお答えいたします!
8月12日(金)
○もしツシマヤマネコを見つけたら飼ってはいけないのですか?また、なぜですか?(12さい おとこのこ)
→一般の人がツシマヤマネコを飼育することは法律で禁止されています。ツシマヤマネコは対馬に70または100頭しかいないのに「かわいいから」などの理由で野生のヤマネコを捕まえたらどうなるでしょうか?
答えは「あっという間に野生のヤマネコがいなくなる」です。
ツシマヤマネコ以外にも世界中にたくさんの生き物たちが「毛皮が欲しいから」「薬になるから」「生活に使う油に使うから」など人間の都合で絶滅してしまいました。ツシマヤマネコもそのようにならないためにも捕獲や飼育は法律で規制されているのです。
8月15日(月)
○ツシマヤマネコを食べる動物っているのですか?(9さい おんなのこ)
→かつて、ツシマヤマネコが対馬にたくさんいた頃は人が食料としてヤマネコを食べていたこともあるそうです。今は人間はヤマネコを食べませんし、ヤマネコを食べるような天敵はいませんが、弱っているヤマネコや力の弱い子どものヤマネコだったら、お肉を食べる動物や鳥に狙われるかもしれません。
8月18日(木)
○ツシマヤマネコのために私たちが出来ることは何ですか?(12さい おんなのこ)
→そんな風に考えてくれてありがとう!いくつか出来そうなことを下に書いたので、出来ることから始めよう!
【知る】ヤマネコのことをもっと知ろう!たくさん知ってみんなに教えてあげよう!(行けるならヤマネコセンターやヤマネコを飼育している動物園でヤマネコを見てみよう!)
【参加する】ヤマネコを守るために活動している団体があるよ!(ツシマヤマネコ応援団・佐護ヤマネコ稲作研究会・NPO法人ツシマヤマネコを守る会など)
【気をつける】ヤマネコは車とぶつかる交通事故が多いので、お父さんやお母さんなどの身近な大人に、車の運転時には、スピードを控えて、動物たちが出てくるかも!?と考えながら運転するように頼んでみてね!
【買う】佐護ツシマヤマネコ米など、買うとヤマネコを守るための活動に繋がる商品もあるよ!
【知らせる】ヤマネコを目撃したら対馬野生生物保護センターに電話してね!(0920-84-5577)
8月19日(金)
○ツシマヤマネコは他のやまねことなにがちがうのですか?(9さい おんなのこ)
→ツシマヤマネコは朝鮮半島にも分布するアムールヤマネコの仲間ですが、日本国内では対馬にしかいないという点が他のヤマネコとちがう特徴です。ツシマヤマネコが他のヤマネコと異なるのには2つの理由があります。1つは祖先が違うという理由です。ツシマヤマネコの祖先は朝鮮半島(韓国)から対馬に渡ってきたヤマネコですが例えばイリオモテヤマネコはアジア大陸から西表島に渡ってきたとされています。2つ目の理由は暮らしている環境が違うからです。例えばツシマヤマネコより寒い地域で暮らしているマヌルヤマネコは毛がとても長く密集してはえているので寒くても生きていられます。このように動物たちは暮らし方によって体のつくりを変化させています。
8月26日(金)
○冬になるとツシマヤマネコって穴を掘って暮らすのですか?(12さい おとこのこ)
→ヤマネコはクマのように冬眠しません。その代わりに冬用の長くてモコモコした毛に生えかわって冬を過ごしています。
○ツシマヤマネコってアジとか食べるのですか?(33さい 女性)
→魚も好きなのでもちろんアジも食べます!ヤマネコを飼育している動物園のなかには餌にアジを与えている動物園もあります。また野生のヤマネコはウナギなどの水生生物も捕まえているようです。
○ツシマヤマネコって泳ぎますか?(37さい 男性)
→泳ぎます!川では川魚を捕まえますし、海で泳いでいる姿を目撃した人がいるようです。
○ツシマヤマネコってトンビとかにばれて捕まったりしないんですか?(10さい おんなのこ)
→基本的にトンビは死肉を主食にしている鳥なのでわざわざ怖い思いをして、生きているヤマネコを襲うことはしないと思います。でも弱っているヤマネコや子ヤマネコだったら、襲っているかもしれませんね。
たくさんの質問ありがとうございました!
これまで対馬野生生物保護センターを訪問されたたくさんの方が★質問シート★を書いてくれました!
この質問シートは回答を書いてセンターに掲示してきたのですが、対馬在住ではなく、なかなかセンターに来ることができず、回答を確認出来ない方もいらっしゃったと思います。
なのでこれからは島外からでも質問回答を確認できるようこのコーナーにて公開しようと思います!
これからも福馬君と一緒にみなさまの来館と質問をお待ちしております(^^)☆
2016年08月29日ツシマヤマネコ交通事故発生とパトロール!
センター職員日誌 福成
みなさん、こんにちは。
交通事故対策担当の福成です。
8月ももうあと1日、、、
昼間の日光の力はまだまだ衰えていませんが、夜がだいぶ涼しくなってきました。
耳に届く蝉の声も減り、秋が来る~、としみじみ感じています。
季節の変わり目、風邪をひかないように気をつけましょう!
さて、ツシマヤマネコの交通事故情報です。
ヤマネコセンターのウェブサイトトップページを見てお気づきの方もおられると思いますが...
大変残念なことに、8月15日に上対馬町河内にてツシマヤマネコの死体を収容しました。
河内で収容されたヤマネコの死体
今年の春生まれとみられる幼獣のオスでした。
栄養状態が非常に良く、母ヤマネコに大切に育てられてきたことが予想されました。
事故現場の道路横には法面があり、その脇には獣道がありました。
そこから出てきたのかは断定できませんが、可能性は高いと考えられます。
8月15日の事故は今年度(4月1日から8月30日現在)、4件目の交通事故。
つまり、この5か月弱ですでに4匹のツシマヤマネコが交通事故で死亡したということになります。
昨年度の交通事故件数は、過去2番目に多い12件でしたが、このままでは本年度は昨年度を上回るペースです。
2年連続で、このようなペースで事故が起き続けると、全体で100頭程度と言われているヤマネコの生息にとって大きな打撃になります。
ドライバーのみなさまにもっとヤマネコの存在を意識してほしい、、、
ということで、
8月23日に、センターの夏季実習に参加していた学生さんたちと
職員で夜のヤマネコパトロールを行いました。
それぞれ反射ベストを着て、ライトを持って、
「ヤマネコが近くにいます!スピードを落としてください!」とアピールしました。
パトロールの際には、先日のツシマヤマネコニュースでご紹介した"横断幕"をさっそく使ってみました!
このような感じです。↓↓
普段何もないところに突如現れた白いもの。
無視してそのままのスピードで走り抜ける方もいましたが多くの方がスピードを緩めていました。
(手を振ってアピールすると振り返してくださる方も、、、!)
今後も、事故があった場所、目撃情報が多い場所に突然現れます。
見かけた際は、ほんの少しでもスピードを落としていただけたらと思います。
(手を振り返していただけるとなお嬉しいです(^^))
これからの季節(秋~冬)は、ヤマネコにとって親離れの時期です。
車の怖さを知らない若いヤマネコが道路上にいるかもしれませんので
特に朝晩は、ヤマネコを意識しながらの運転をお願いします。
2016年08月06日職場体験について
ツシマヤマネコニュース 沼倉 真帆
あっという間に8月突入です!
対馬も30度を超え、家にエアコンがない私は辛い夜になってきました。。。今年はなんとか扇風機で乗り切ろうかと思っています。。。
さて、対馬の子どもたちにも待ちに待った夏休みがやってきました!中学生に聞くと、ほとんど陸上練習で学校に毎日のように通っているそうで、運動がまったく出来ない私からとっては運動が得意な対馬の子供たちがとても羨ましい限りです。。。:-)☆
夏休み真っ最中ではありますが、7月の下旬に佐須奈中学校の生徒がセンターに職場体験で来てくれました(^^)
センターのビジターセンターの本棚整理、ビジター対応、調査研究器具整理、ヤマネコの痕跡調査等、3日間様々な分野を体験してもらいました!
交通事故対策の一部で、最近、道路際のヤマネコの目撃情報が相次いでおり、目撃情報を受けて私たちに出来ること!と考えたときに目撃情報が寄せられた付近を夜間パトロールしようという案が出ました!
以前何回かパトロールをしたところ、真っ暗で私たちがなにをしているか伝わらない、人間が事故に遭う可能性もあるという懸念が指摘されました。
何か改善できないか。。。と頭をひねったところ、通りかかるドライバーの皆さんにヤマネコパトロールをしていることが伝わるように「大きな横断幕を作ろう!!」と案が出ましたので、さっそく佐須奈中から職場体験にきた生徒さんに作ってもらいました!
(佐須奈中の生徒さんが作成)
(センター職員が制作)
(↑イラストを描いてくれた佐須奈中学校の子の後に、職場体験で来てくれた東部中学校の学生も完成に向けて手伝ってくれました!)
夜中に目立つようにどうしたらいいか!と想像しながらイラストを加えたり色々な色を使ったりするなど、たくさんの工夫してくれました☆
さっそく次回のパトロールで使用したいと考えているので
見かけた方は「あ!○○ちゃんが作ったやつだ!(対馬だとよくあること・・・)ヤマネコはここ周辺にいるんだ~、安全運転してヤマネコを轢かないように気をつけよう!」と思ってくれれば、とても嬉しいことです!
実は、今年度に入ってからヤマネコ交通事故が3件も起きてしまっています。
私たちはツシマヤマネコのためにもこれ以上交通事故が起きないことを願うばかりです。
また、中学生の職場体験中には、動物病院で職場体験をしていた中・高校生と合わせて計4人がセンターで職場体験をする日がありました!この日は、ヤマネコの飼育体験をしてから、対馬に生息している昆虫を調べよう!ということで一人一種類の昆虫を調べて、ポスターにまとめてもらいました☆
作ってもらったポスターはセンターのレクチャールームの前に夏休み期間限定で展示しているので是非見にいらして下さい(^o^)
対馬に住んでいる子どもたちが対馬が好きで対馬の自然を守りたい!その自然に生息しているツシマヤマネコを含む対馬の動植物を守りたい!と想ってくれて、環境の保全や動物関係のお仕事に就いてくれたらとても嬉しいことです。
そのように想う子どもたちが増えてくれるように私たちも普及啓発活動、一生懸命頑張りますのでこれからもセンターをどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m
2016年07月09日対馬野生生物保護センターから韓国を眺めると、、、
センター職員日誌 佐藤
ご存じのとおり、対馬は韓国の近くに位置する島です。ツシマヤマネコは約10万年前に当時陸続きだった大陸から渡ってきたと考えられております。
私たちが勤務する対馬野生生物保護センター(通称:ヤマネコセンター)は対馬の中でも韓国に近い北西側に位置します。センターから韓国までの直線距離を地図で測ってみたら韓国・釜山市付近までは直線距離で約50km。ちなみにセンターと九州・福岡市の直線距離は150kmほどで、韓国までの距離の約3倍です。
韓国までは約50km。気象条件さえ良ければヤマネコセンター裏の棹崎公園・展望台からも韓国・釜山市の建築物が見えます。
写真の左に写っている赤い建造物は棹崎灯台です。
夕暮れ時には、韓国の陸地に沈む夕陽を見られることも。

日が暮れて夜が濃くなるにつれ、韓国・釜山市の明かりが目立ってきます。

望遠レンズで撮影すると、釜山の街並みがはっきり写ります。

対馬から韓国の陸地やそこに建っている建造物を眺めると、対馬と韓国の近さを改めて実感します。
ツシマヤマネコやその他対馬と大陸と共通に分布している生きものの祖先たちは、遙か昔にこの距離を越えて対馬にたどりつき、その子孫の中には現在絶滅の危機に瀕しているものが多くいる、、、と思うと感慨深いものがあります。
ヤマネコセンターを訪れた際には、裏の棹崎公園から韓国を眺めながら対馬と韓国の生きものの来し方に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
※棹崎公園・展望台へはヤマネコセンターから徒歩5分程の距離です。(気象条件によっては韓国の陸地が見られないことがあります。)
(おまけ)
ここのコーナー名は"対馬野生生物保護センター ツシマヤマネコニュース"ですが、生きたツシマヤマネコの写真があまり投稿されていないことに気づきました。
せっかくなのでセンターで飼育しているツシマヤマネコ"福馬"の今朝の様子を撮影してきたので紹介します。
朝は我々職員は出勤時間になりますが、ツシマヤマネコは夜行性のためか、福馬は眠そうな顔をしていました。
眠そうではありますが、時々目を開けて辺りを見回すこともあります。
目を開けるとやはりツシマヤマネコ! 目の力が強く、迫力があります。
もうすぐ夏休みですが、ぜひ対馬にいるツシマヤマネコの福馬に会いにいらして下さい!


こんにちは!
普及啓発担当の沼倉です。
3月5日(日)にセンターがある上県町佐護区で行われる「千俵蒔山(標高287メートル)の野焼き」に参加してきました。
今年は天気にも恵まれ、きれいに野焼きができたのでご報告いたします!
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千俵蒔山の野焼きとは?
かつて佐護地区では農業を営む上で労働力として欠かせなかった牛の飼料を、
千俵蒔山の草原から調達していました。
この草原を維持するために毎年2月から3月頃に千俵蒔山の野焼きを行っていました。
ところが、農業の機械化や農業離れによって牛を飼う必要がなくなり、
千俵蒔山の野焼きも行われなくなりました。
その結果、植生の遷移によって草原は森林へと変化していきました。
ツシマヤマネコとの関係では、草原はヤマネコのエサとなる小動物が多く生息していたと思われ、
千俵蒔山が森林に変化したことは、ツシマヤマネコのエサ場の減少につながったと考えられます。
佐護地区では住民が主体となり
「かつての千俵蒔山の草原を再生させたい、
自分たちが子供の頃に見た草原を子供達に継承したい」
と、千俵蒔山草原再生プロジェクトを立ち上げられて、
2008年3月9日に40年ぶりに野焼きが行われました。
以来、毎年3月頃に、千俵蒔山で野焼きが実施されています。
(天候不順時には中止になった年もあります。)
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今年も朝早くから区民のみなさん、消防団、行政など多くの関係者が
約100名集まり、実施しました!
消防団ごとに定位置につき、
点火開始のサイレンの合図で一斉に火をつけます。
火を付ける場所は風向きや地形を考えた上で決定するそうです!
風下に火をつけると一気に燃え広がり、
あっという間に焼け野原になっていきました!
消防団やボランティアの方々は、
野焼きの予定地外に燃え広がらないよう消火を行います。
私たちセンター職員は
消火用のツバキの枝で、火を叩いて消すお手伝いをしました!
風が強い年などは予定地すべてで野焼きが実施できない年もありましたが、
今回は予定されたエリアで無事に野焼きを実施することができました。
間もなくやってくる春になると、
野焼きで焼かれた黒い地面が、緑色の草原になります。
その美しい景観を見るのが、今からとっても楽しみです(^^)☆