センター職員日誌
347件の記事があります。
2012年05月28日田んぼの楽校 泥んこ遊び!
センター職員日誌 笹沼
皆さん、こんにちは
今日の対馬はとても良い天気でちょっと暑いくらいでした!
さて今日は、佐護小学校の皆と泥んこ遊びを行いました☆
佐護地区は対馬の中でも米作りが盛んな場所で
子どもたちにも種まきから稲刈り・収穫等の活動をしてもらうことで
作業の大変さや生産物への感謝の気持ち、収穫の喜びを感じてもらうことを
目的に佐護小学校が行っている農業体験授業です。
ツシマヤマネコも生活の中で田んぼを多く利用するので
やまねこセンターの職員も参加し
これから子どもたちが作っていく田んぼの中で
遊びを通したレクチャーを行いました!
皆一生懸命聞いてくれてます♪
後半は皆でダルマさんが転んだならぬ、ヤマネコがにらんだで遊び
泥まみれになりながら遊んでいました!
良い表情だね!!
最後は私も泥んこになり(子どもたちの総攻撃を受けました……笑)
お得意の変顔でパシャリッ☆
大人も子どもも楽しんだ一日でした!!
泥んこ遊びに参加した皆さんと撮影
今日の対馬はとても良い天気でちょっと暑いくらいでした!
さて今日は、佐護小学校の皆と泥んこ遊びを行いました☆
佐護地区は対馬の中でも米作りが盛んな場所で
子どもたちにも種まきから稲刈り・収穫等の活動をしてもらうことで
作業の大変さや生産物への感謝の気持ち、収穫の喜びを感じてもらうことを
目的に佐護小学校が行っている農業体験授業です。
ツシマヤマネコも生活の中で田んぼを多く利用するので
やまねこセンターの職員も参加し
これから子どもたちが作っていく田んぼの中で
遊びを通したレクチャーを行いました!
皆一生懸命聞いてくれてます♪
後半は皆でダルマさんが転んだならぬ、ヤマネコがにらんだで遊び
泥まみれになりながら遊んでいました!
良い表情だね!!
最後は私も泥んこになり(子どもたちの総攻撃を受けました……笑)
お得意の変顔でパシャリッ☆
大人も子どもも楽しんだ一日でした!!
泥んこ遊びに参加した皆さんと撮影
2012年05月11日ついに完成!!常設の"ネコ走り"
センター職員日誌 山中
こんにちは、山中です。
昨年度は、事故の報告ばかりしていた日誌ですが、
今回は、久しぶりのうれしい情報です!
実は、タイトルにもあるようにカルバート内に常設のネコ走りが対馬島内で初めて完成しました。
(※カルバート:道路と小道として人や道路を横断させたり、水路として使用したりする構造物。写真参照
※ネコ走り:流水時でもヤマネコなどの野生動物が利用できるような通路。写真参照)
これまで、ネコ走りは小鹿に「ツシマヤマネコ応援団」とセンターが協働で設置した仮設ものがあるだけでした。
○ネコ走り設置カルバートの様子
ネコ走りを利用するヤマネコ
ネコ走りの利用状況を確認するためにモニタリングを行った結果、設置以前よりも利用頻度が上がり、効果があることが分かりました。
それを根拠に、関係機関と常設のネコ走りの設置について協議してきました。その結果、舟志区の道路改良工事内においてこのたび、常設のネコ走りの設置が実現しました。
詳細はこちら↓
現在、センターで今回のカルバートのモニタリングを進めています。
早くヤマネコが通ってくれないかとっても楽しみです。
また、その工事現場を担当してくださった工事業者の方々も、とても親切でした。
ヤマネコ注意看板を独自で作成してくださったり、自ら進んで対策をとってくださったりと交通事故対策を積極的に取り組んでくださったおかげで、工事終了まで無事故で過ごすことができました。
また、工事中は一時ヤマネコの利用も少なくなっていましたが、工事業者の方々の配慮のおかげか、早くもヤマネコたちが同様の場所を利用するようになってきています。
今回の成果は、地域住民の方や、工事業者の方、そして担当してくださった県の担当者の方々のご協力があり完成することができました。
ヤマネコセンターの使命は、この成果をしっかりと追及して今後の対策につなげていくことだと思っております。
これからも多くの方々に、ご協力をお願いする事になると思いますが、よろしくお願いします。
また、ヤマネコが通った際には職員日誌を通してご報告します。
では、次回まで失礼します。
昨年度は、事故の報告ばかりしていた日誌ですが、
今回は、久しぶりのうれしい情報です!
実は、タイトルにもあるようにカルバート内に常設のネコ走りが対馬島内で初めて完成しました。
(※カルバート:道路と小道として人や道路を横断させたり、水路として使用したりする構造物。写真参照
※ネコ走り:流水時でもヤマネコなどの野生動物が利用できるような通路。写真参照)
これまで、ネコ走りは小鹿に「ツシマヤマネコ応援団」とセンターが協働で設置した仮設ものがあるだけでした。
○ネコ走り設置カルバートの様子
ネコ走りを利用するヤマネコ
ネコ走りの利用状況を確認するためにモニタリングを行った結果、設置以前よりも利用頻度が上がり、効果があることが分かりました。
それを根拠に、関係機関と常設のネコ走りの設置について協議してきました。その結果、舟志区の道路改良工事内においてこのたび、常設のネコ走りの設置が実現しました。
詳細はこちら↓
現在、センターで今回のカルバートのモニタリングを進めています。
早くヤマネコが通ってくれないかとっても楽しみです。
また、その工事現場を担当してくださった工事業者の方々も、とても親切でした。
ヤマネコ注意看板を独自で作成してくださったり、自ら進んで対策をとってくださったりと交通事故対策を積極的に取り組んでくださったおかげで、工事終了まで無事故で過ごすことができました。
また、工事中は一時ヤマネコの利用も少なくなっていましたが、工事業者の方々の配慮のおかげか、早くもヤマネコたちが同様の場所を利用するようになってきています。
今回の成果は、地域住民の方や、工事業者の方、そして担当してくださった県の担当者の方々のご協力があり完成することができました。
ヤマネコセンターの使命は、この成果をしっかりと追及して今後の対策につなげていくことだと思っております。
これからも多くの方々に、ご協力をお願いする事になると思いますが、よろしくお願いします。
また、ヤマネコが通った際には職員日誌を通してご報告します。
では、次回まで失礼します。
2012年05月08日湿地回復!ヤダケ植栽イベント、開催♪
センター職員日誌 一條
ゴールデンウィークも明けましたが、いかがお過ごしでしょうか?
センターには、連日沢山のお客さまが来てくださいました。
様々な土地から来た方とお会いできるのも、ゴールデンウィークの楽しみの一つです。
さて、ゴールデンウィーク初めの4月30日には、舟志の森で湿地再生のためのヤダケ植栽イベントがありました。
「舟志の森」では、舟志区、対馬市、ツシマヤマネコ応援団、住友大阪セメントの4者が平成18年からツシマヤマネコをはじめとした生き物たちが住みやすい森づくりを行っています。
今回はヤマネコが住みやすいようにため池の管理や交通事故対策を行っている湿地地区で、道路からの目隠しにする為のヤダケの植栽を行いました!
まずは移植するためのヤダケを掘ります。
竹の仲間は根っこで増えるので、タケノコがついた状態の根っこを移植するのですが…。
ヤダケが植わっている場所は石だらけで、地面が固くて、一つ掘り取るのも一苦労です。
そして竹の根っこは乾燥に非常に弱いので、すぐに植えつけなければいけません。
根っこが来次第、参加者の皆さんでスムーズに植えつけます。
センターの茂木アクティブレンジャーも頑張ってます♪
植え付けが終わったら、今度は水やり。
湿地の水をバケツで汲んで、丁寧に水をかけます。
作業終了!
こんな感じになりました。
少しわかりにくいですが、ひょろひょろ出ているのが、移植したヤダケです。
今出ている部分は枯れてしまいますが、根っこに付いたタケノコが、これから成長してくれるはずです。
ヤダケが大きく成長し、茂ってくると、湿地への目隠し効果はもちろん、ヤマネコが道路に飛びだす頻度も低くなることを期待しています。
作業に参加してくださった皆さんです。
沢山のご参加、ありがとうございました!!
作業を行った湿地の全体像はこんな感じです。
かつては田んぼだったという話ですが、耕す人が居なくなり、湿地化していました。
だんだん乾燥し、陸地化することを防ぐために、堰を作り、水がたまるようにしています。
湿地やヤダケの様子も、またご報告していけたらと思います。
センターには、連日沢山のお客さまが来てくださいました。
様々な土地から来た方とお会いできるのも、ゴールデンウィークの楽しみの一つです。
さて、ゴールデンウィーク初めの4月30日には、舟志の森で湿地再生のためのヤダケ植栽イベントがありました。
「舟志の森」では、舟志区、対馬市、ツシマヤマネコ応援団、住友大阪セメントの4者が平成18年からツシマヤマネコをはじめとした生き物たちが住みやすい森づくりを行っています。
今回はヤマネコが住みやすいようにため池の管理や交通事故対策を行っている湿地地区で、道路からの目隠しにする為のヤダケの植栽を行いました!
まずは移植するためのヤダケを掘ります。
竹の仲間は根っこで増えるので、タケノコがついた状態の根っこを移植するのですが…。
ヤダケが植わっている場所は石だらけで、地面が固くて、一つ掘り取るのも一苦労です。
そして竹の根っこは乾燥に非常に弱いので、すぐに植えつけなければいけません。
根っこが来次第、参加者の皆さんでスムーズに植えつけます。
センターの茂木アクティブレンジャーも頑張ってます♪
植え付けが終わったら、今度は水やり。
湿地の水をバケツで汲んで、丁寧に水をかけます。
作業終了!
こんな感じになりました。
少しわかりにくいですが、ひょろひょろ出ているのが、移植したヤダケです。
今出ている部分は枯れてしまいますが、根っこに付いたタケノコが、これから成長してくれるはずです。
ヤダケが大きく成長し、茂ってくると、湿地への目隠し効果はもちろん、ヤマネコが道路に飛びだす頻度も低くなることを期待しています。
作業に参加してくださった皆さんです。
沢山のご参加、ありがとうございました!!
作業を行った湿地の全体像はこんな感じです。
かつては田んぼだったという話ですが、耕す人が居なくなり、湿地化していました。
だんだん乾燥し、陸地化することを防ぐために、堰を作り、水がたまるようにしています。
湿地やヤダケの様子も、またご報告していけたらと思います。
2012年04月27日あまいやまねこたちをお持ち帰り! やまねこsweets
センター職員日誌 笹沼
甘いもの&ヤマネコ好き集まれ!!
地元のお菓子屋さんで販売しているヤマネコsweetsをGW限定でそば道場にて販売しています♪
やまねこのあしあとクッキーやツシマヤマネコ最中など……
可愛くて美味しいヤマネコsweetsが目白押し!!
お土産に、おやつに様々なヤマネコをご堪能ください☆
日時:5月3日(木)~5日(土)
時間:11:00~15:00
場所:そば道場あがたの里
主催:対馬市
TEL:0920-84-2340
FAX:0920-84-2344
※数に限りがあります。売り切れの際はご了承ください。
2012年04月10日西表に出張してきました。
センター職員日誌 山中
みなさまこんにちは、ご無沙汰しておりました。
交通事故対策担当の山中です。
実は、昨年度末に交通事故防止施設などの視察で西表に行っていきました。
今回はその時の様子を報告します。
西表にも対馬同様にイリオモテヤマネコという希少種が生息しており交通事故が問題になっているところです。
西表に通っている唯一の県道(国道はない)をエコロードとして道路管理関係者と環境省が一団となり野生動物に配慮した道路づくり(交通事故防止対策)に取り組んでおり、かなり交通事故防止のために取り組みが行われています。
そこで、今回視察(研修)を行わしていただく事になりました。
現在、対馬でもそのような対策をできる範囲で取り組んで行こうと
関係者間で協議を重ねて、実現に向け進んでいます。
実現を目標にしているカルバートやネコ走りなどが設置されている様子を
視察してきましたので報告します。
1.カルバート
西表にはヤマネコをはじめとした野生生物の利用に配慮したカルバートが複数入っています。これは、対馬ではまだありません。
動物が利用しやすいと思われるところに設置することは、ふつうのカルバートよりも効果が幾分かあると思われます。また既存の道路の下にそのようなカルバートを通している姿を見て驚きました。そのような工事をするためには、かなりの労力と費用がかかってしまいます。「そこまでしてでも守るための助けになれば!」というような熱意を感じました。
カルバート+ネコ走り(両脇にあるもの)
2.ネコ走り
ネコ走りも、上記のようなカルバートに多く設置されています。雨の多い西表では特に効果を示すのかもしれません。
(※ネコ走りとは、流水などが影響して動物が通れなくならないように、陸地を作っているもの(写真を参照してください))
ネコ走り(流水があっても陸地が維持されています。ただこのカルバートは出口が水でおおわれていますから、何らかの対策がここでは必要でしょう)
3.路面標示
「ネコ注意」という路面標示があります。「スクールゾーン」などの路面標示と同様に、ヤマネコも守ろうねという思いが伝わってきました。
対馬では、田ノ浜に行く途中に1か所だけあります。島内に設置している看板の場所以上に交通事故の危険性があることを伝えるためのツールしたいと考えています(ほかの場所とのすみわけの為に)。
ネコ注意(路面標示)
ゼブラゾーン
4.オーバーハング
側溝の名前です(これは既製品であるようです)。小動物が道路上に出て轢かれないようにするために利用します。対馬でも梅雨時期になると道路上でカエルなどが轢かれ悲惨な状態になっているところが多々あります。そのような状況少しでも減らすための取り組みです。
また、そのような死骸をヤマネコなどの動物が道路上に上がり捕食し、轢かれるというケースもあります。そのようなことがおきないためにも、側溝の工夫が必要となります。
オーバハング
この反りたった壁は、カエルは越えれないでしょう!!
一方は緩やかなので、もし溝に落ちても山側には逃げれます!
以上が、私が見てきた交通事故対策施設です。
すべてを対馬で実現することは難しいと思います。
でも、「今できる範囲でてきることを取り組む!」その行動が次へとつながる大事な一歩であると考えています。
地道に、一歩ずつ前に進んでいきたいと思います。
また、できた際には職員日誌などを通じて報告していきます。
ではでは、またの機会に!
おまけ
西表には東経123°45′6,789″が通っているみたいです。
ただ、それを言いたい子午線のモニュメントを発見しました。
(特に、それ以外の意味はないそうです。)
交通事故対策担当の山中です。
実は、昨年度末に交通事故防止施設などの視察で西表に行っていきました。
今回はその時の様子を報告します。
西表にも対馬同様にイリオモテヤマネコという希少種が生息しており交通事故が問題になっているところです。
西表に通っている唯一の県道(国道はない)をエコロードとして道路管理関係者と環境省が一団となり野生動物に配慮した道路づくり(交通事故防止対策)に取り組んでおり、かなり交通事故防止のために取り組みが行われています。
そこで、今回視察(研修)を行わしていただく事になりました。
現在、対馬でもそのような対策をできる範囲で取り組んで行こうと
関係者間で協議を重ねて、実現に向け進んでいます。
実現を目標にしているカルバートやネコ走りなどが設置されている様子を
視察してきましたので報告します。
1.カルバート
西表にはヤマネコをはじめとした野生生物の利用に配慮したカルバートが複数入っています。これは、対馬ではまだありません。
動物が利用しやすいと思われるところに設置することは、ふつうのカルバートよりも効果が幾分かあると思われます。また既存の道路の下にそのようなカルバートを通している姿を見て驚きました。そのような工事をするためには、かなりの労力と費用がかかってしまいます。「そこまでしてでも守るための助けになれば!」というような熱意を感じました。
カルバート+ネコ走り(両脇にあるもの)
2.ネコ走り
ネコ走りも、上記のようなカルバートに多く設置されています。雨の多い西表では特に効果を示すのかもしれません。
(※ネコ走りとは、流水などが影響して動物が通れなくならないように、陸地を作っているもの(写真を参照してください))
ネコ走り(流水があっても陸地が維持されています。ただこのカルバートは出口が水でおおわれていますから、何らかの対策がここでは必要でしょう)
3.路面標示
「ネコ注意」という路面標示があります。「スクールゾーン」などの路面標示と同様に、ヤマネコも守ろうねという思いが伝わってきました。
対馬では、田ノ浜に行く途中に1か所だけあります。島内に設置している看板の場所以上に交通事故の危険性があることを伝えるためのツールしたいと考えています(ほかの場所とのすみわけの為に)。
ネコ注意(路面標示)
ゼブラゾーン
4.オーバーハング
側溝の名前です(これは既製品であるようです)。小動物が道路上に出て轢かれないようにするために利用します。対馬でも梅雨時期になると道路上でカエルなどが轢かれ悲惨な状態になっているところが多々あります。そのような状況少しでも減らすための取り組みです。
また、そのような死骸をヤマネコなどの動物が道路上に上がり捕食し、轢かれるというケースもあります。そのようなことがおきないためにも、側溝の工夫が必要となります。
オーバハング
この反りたった壁は、カエルは越えれないでしょう!!
一方は緩やかなので、もし溝に落ちても山側には逃げれます!
以上が、私が見てきた交通事故対策施設です。
すべてを対馬で実現することは難しいと思います。
でも、「今できる範囲でてきることを取り組む!」その行動が次へとつながる大事な一歩であると考えています。
地道に、一歩ずつ前に進んでいきたいと思います。
また、できた際には職員日誌などを通じて報告していきます。
ではでは、またの機会に!
おまけ
西表には東経123°45′6,789″が通っているみたいです。
ただ、それを言いたい子午線のモニュメントを発見しました。
(特に、それ以外の意味はないそうです。)
2012年03月31日退職のご挨拶
センター職員日誌 杉山
本日を以て対馬野生生物保護センターを退職いたします。
3年間、センターで働かせていただいた中で関わった全ての方に御礼申し上げます。
どうもありがとうございました!
対馬を離れても、対馬を応援する気持ちは変わりません。どうか今後のツシマヤマネコや対馬の未来に、幸が多いことを祈っています。
私は私で、これから新しい道に踏み出します。
不安もありますが、まぁ大丈夫でしょう。笑
対馬での経験を活かして、いーっぱい楽しんできます♪
それでは、本当にありがとうございました!
3年間、センターで働かせていただいた中で関わった全ての方に御礼申し上げます。
どうもありがとうございました!
対馬を離れても、対馬を応援する気持ちは変わりません。どうか今後のツシマヤマネコや対馬の未来に、幸が多いことを祈っています。
私は私で、これから新しい道に踏み出します。
不安もありますが、まぁ大丈夫でしょう。笑
対馬での経験を活かして、いーっぱい楽しんできます♪
それでは、本当にありがとうございました!
2012年03月31日転勤になりました
センター職員日誌 水崎
菜の花も咲き始め、これから若葉が一斉に出てくる季節となりました。
どこかの地方で「春もみじ」という言葉があるそうですが、色とりどりの若葉が見られる季節が一番好きです。
これからそんな季節が来るときに大変残念なのですが、4月1日付で対馬野生生物保護センターから、環境省自然環境局野生生物課外来生物対策室に転勤となりました。
対馬やツシマヤマネコの関係者の皆さまには、3年間本当にお世話になりました。
説明が不足していた場面や至らない点もたくさんあったかと思いますが、私にとって対馬は初めての現場で、大変多くのことを学ばせていただきました。
中でも、気持ちの大切さというものを学ばせていただいたと思っています。
これまでは、理由や名目があれば人は動くものと思う傾向がありましたが、理由よりも気持ちが通じることが一緒に何かをするときに大切なことだと気づかされました。
一緒に汗を流したり、相手の立場になってよく考えたり…頭では分かっていたつもりでしたが、その大切さを対馬で実感することができたと思っています。
対馬での経験を今後に活かしていきたいと思いますし、今度は違った立場から対馬やツシマヤマネコを応援させていただきたいと思います。
皆さまも引き続き対馬とツシマヤマネコに関心とご支援をいただければ幸いです。
3年間、どうもありがとうございました。
どこかの地方で「春もみじ」という言葉があるそうですが、色とりどりの若葉が見られる季節が一番好きです。
これからそんな季節が来るときに大変残念なのですが、4月1日付で対馬野生生物保護センターから、環境省自然環境局野生生物課外来生物対策室に転勤となりました。
対馬やツシマヤマネコの関係者の皆さまには、3年間本当にお世話になりました。
説明が不足していた場面や至らない点もたくさんあったかと思いますが、私にとって対馬は初めての現場で、大変多くのことを学ばせていただきました。
中でも、気持ちの大切さというものを学ばせていただいたと思っています。
これまでは、理由や名目があれば人は動くものと思う傾向がありましたが、理由よりも気持ちが通じることが一緒に何かをするときに大切なことだと気づかされました。
一緒に汗を流したり、相手の立場になってよく考えたり…頭では分かっていたつもりでしたが、その大切さを対馬で実感することができたと思っています。
対馬での経験を今後に活かしていきたいと思いますし、今度は違った立場から対馬やツシマヤマネコを応援させていただきたいと思います。
皆さまも引き続き対馬とツシマヤマネコに関心とご支援をいただければ幸いです。
3年間、どうもありがとうございました。
2012年03月31日お世話になりました
センター職員日誌 山本
今年度で、4年間勤務したセンターを退職させていただくことになりました。
これまで日誌を読んで下さったみなさま、どうもありがとうございました。
この4年間で、他では経験できない沢山のことを経験させて頂きましたし
何より一番近くでツシマヤマネコの保護活動に関わることができて幸せでした。
少し距離は離れますが、対馬とツシマヤマネコのことは
これからもずっと応援していきたいと思っています。
4月からは、センターのメンバーも入れ替わり、新しい体制で対馬の自然保護に取り組んでいきます。
今後も、対馬とツシマヤマネコへのご支援をいただきますようお願いします。
これまで日誌を読んで下さったみなさま、どうもありがとうございました。
この4年間で、他では経験できない沢山のことを経験させて頂きましたし
何より一番近くでツシマヤマネコの保護活動に関わることができて幸せでした。
少し距離は離れますが、対馬とツシマヤマネコのことは
これからもずっと応援していきたいと思っています。
4月からは、センターのメンバーも入れ替わり、新しい体制で対馬の自然保護に取り組んでいきます。
今後も、対馬とツシマヤマネコへのご支援をいただきますようお願いします。
2012年03月05日No.1じいちゃんが亡くなりました
センター職員日誌 山本
3月1日朝、
2月中旬から体調を崩して入院し治療を続けていたツシマヤマネコ界のゴッドファーザー、
No.1じいちゃんが亡くなりました。15才でした。
No.1は1996年7月6日に上県町志多留で幼獣で保護され、福岡市動物園に輸送され飼育されました。
(対馬野生生物保護センターはその頃まだなく、島内で保護できるところがなかったそうです)
成長してからは、繁殖に参加して沢山の子ヤマネコの父親になりました。
センターで公開している「福馬」はNo.1の孫にあたります。
高齢となり繁殖に参加しなくなったため、2010年10月に対馬に里帰りしセンターで飼育していました。
対馬に帰ってきたときのNo.1
「福馬」の隣のケージにいて、よく「福馬」の後ろからお客さんの方を覗いていました(矢印のあたり)。
2月中旬に体調を崩すまでは、元気に掃除用ホースを襲ったり
ゴハンを早く食べたくてうずうずしたり
動きは若いヤマネコよりゆっくりでしたが、穏やかに暮らしていました。
公開はされていませんでしたが、
No.1の偉業を偲び、また、感謝の気持ちを込めてセンターに記帳台を設置しました。
記帳用ノートの表紙は、島起こし協働隊の松野さんが描いてくださった
とてもかわいいNo.1のイラストになっています。
みなさんのNo.1へのメッセージを、どうぞお寄せ下さい。
2月中旬から体調を崩して入院し治療を続けていたツシマヤマネコ界のゴッドファーザー、
No.1じいちゃんが亡くなりました。15才でした。
No.1は1996年7月6日に上県町志多留で幼獣で保護され、福岡市動物園に輸送され飼育されました。
(対馬野生生物保護センターはその頃まだなく、島内で保護できるところがなかったそうです)
成長してからは、繁殖に参加して沢山の子ヤマネコの父親になりました。
センターで公開している「福馬」はNo.1の孫にあたります。
高齢となり繁殖に参加しなくなったため、2010年10月に対馬に里帰りしセンターで飼育していました。
対馬に帰ってきたときのNo.1
「福馬」の隣のケージにいて、よく「福馬」の後ろからお客さんの方を覗いていました(矢印のあたり)。
2月中旬に体調を崩すまでは、元気に掃除用ホースを襲ったり
ゴハンを早く食べたくてうずうずしたり
動きは若いヤマネコよりゆっくりでしたが、穏やかに暮らしていました。
公開はされていませんでしたが、
No.1の偉業を偲び、また、感謝の気持ちを込めてセンターに記帳台を設置しました。
記帳用ノートの表紙は、島起こし協働隊の松野さんが描いてくださった
とてもかわいいNo.1のイラストになっています。
みなさんのNo.1へのメッセージを、どうぞお寄せ下さい。
先日5月28日にヤマネコの交通事故が発生しました。
5月の交通事故は今回で3件目です。
4月、5月はあまり事故がこれまで多くなかった時期であり、その時期の
事故に少し肩を落としています。
事故に遭った個体は、メスの成獣個体で栄養状態もよく繁殖も期待される
個体でした。
現場は、烏帽子岳の展望台に上る林道上で発生しました。
この周辺には、複数のヤマネコが住んでいることをセンターでも把握しています。
この場所付近で交通事故が発生しました。
今後も事故が十分に起こりうる場所ですのでその周辺を走行される場合は注意を払ってください。
もちろん、その場所以外でもヤマネコの交通事故が発生する可能性もあります。何か出てきそうだな!と感じたらまず減速をしてみてください。
その少しの思いが、動物もそしてドライバーや同乗者も安心・安全に走行できるコツだと思います。