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対馬野生生物保護センター

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カズ

カズの悲しい事実

2011年1月23日16時30分頃、住民が上対馬町小鹿〜峰町志多賀 の林道を通行しているときに小さなヤマネコが目の前を横切り道路に座り込んでしまいました。一般的にヤマネコはどんなに弱っていても警戒心が強く、人が近づいたら最後の力を振り絞ってでも、逃げることが多いです。しかしこのヤマネコはその力もないほど弱っていたのですぐに住民に保護されました。

カズ

カズと名付けられたそのヤマネコはすぐにヤマネコセンターに運ばれ、精密な検査を行いました。その結果、貧血や脱水、体重は野生のヤマネコの平均(3〜4s)を大きく下回る1.5sと、カズはいつ死んでもおかしくないような状況でした。

カズ

それからカズは約三ヶ月間に渡って治療を行い、体調も徐々に回復、ついに野生に帰ることが出来るまでに回復しました。エサを採る練習などさまざまな訓練を終え、元気になったカズは2011年4月18日、峰町志多賀で野生に戻っていきました。

カズ

しかし、2013年11月23日、悲しいことに上県町樫滝の道路上でカズの死体が発見されました。死因は交通事故です。カズの死体の体重は3sもあり、健康状態も良好でした。もしカズがこのタイミングで道路に飛び出してなければ・・・もし車がはやくカズに気づき止まれることが出来れば・・・今でもカズは対馬で元気に暮らしていたかもしれません。

カズ

※カズが死んでしまった2013年度はヤマネコの交通事故件数は15件で過去最多となった年でした。

これ以上、カズのような悲しい交通事故を発生させないためにも、みなさまの力が必要です!ヤマネコがいきなり飛び出しても、車が止まることができる安全運転にご協力ください。また万が一ヤマネコをひいてしまっても、故意でない限り罪に問われることはありませんので、すぐに対馬野生生物保護センター(0920-84-5577)までご連絡下さい。

あなたの電話で動物の命を助けることが出来るかもしれません。※電話は24時間いつでも対応しています。

情報提供をよろしくお願いします!

カズ