対馬野生生物保護センター

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2002年11月-センターの活動日誌・学ぶ

2002年11月の活動

沖縄に行っている間に・・

沖縄のサキシマスオウの木

 投稿者:山本 投稿日:2002/11/26(火曜)20:43No.631週間留守にしました。その間になんとセンターでの保護個体が5頭に!
出張中に報告を受けながらも、他のスタッフに任せて、出張を続けました。みんな頼りになります。ボランティアの人たちも助けてくれたようです。ありがとうございました。
今週もそれらのツシマヤマネコを野生復帰させたり、忙しくなりそうです。

出張であちこちまわって、いろいろな人に会って話を聞きました。参考になる話も聞けましたが、対馬の良さも再認識して帰ってきました。気づいてみると11月も最終週。今年もあと1ヶ月なんですね。早いですね~。

これ以上ヤマネコが事故に遭わないでくれることを願うばかりです。

写真は、西表島のサキシマスオウの木です。

沖縄に来ています

 投稿者:山本 投稿日:2002/11/19(火曜)23:37No.58

出張で那覇に来ています。やんばるで会議などがあるためですが、せっかくなので、いろいろな人の話を聞いたり、いろいろな場所を見てくるつもりです。イリオモテヤマネコのいる西表島にも行ってきます。

今朝、対馬があんなに寒かったのがうそのようです。那覇についた後、やんばるでボランティア活動をされている「ヤンバルクイナたちを守る獣医師の会」の方のお話を伺いました。自分たちにできることをやること、そのシンプルな考え方と行動力が周囲の人も動かしているように感じました。

夕方は、環境教育を専門にしている方と食事をしたのですが、楽しく話しているうちに時間も過ぎ、日誌書き込みがこんな時間に・・。でもぎりぎり火曜日中に間に合いそうです。ほっ

紅葉がきれいです

樹木ウォッチングの表紙

 投稿者:山本 投稿日:2002/11/12(火曜)17:31No.53

朝晩車で通勤しているのですが、窓から見える紅葉は今が一番きれいです。冬もすぐそこです。
ということは、実はヤマネコなど野生動物にとってはつらい季節です。ヤマネコは、単独で行動する動物で、この時期に親と離れます。親は子育てを終えて、次の繁殖に向けて準備をします。子は、今から寒くなるというのにお母さんから離れて独りで生きていかなければいけません。野生は厳しいですね、相当の割合で、この時期にうまく独り立ちできないヤマネコもいるようです。
日曜日に死体で発見されたヤマネコ(ツシマヤマネコニュース参照)の死因は不明ですが、上に書いたようなことも関係あるかもしれません。

ところで、その死体で発見されたヤマネコですが、センターでよくボランティアをしてくれるNさんの知り合いが発見してくれました。他の人はイエネコだと思ったようですが、その人は、Nさんからヤマネコの特徴を聞いていたので、ヤマネコだとわかったそうです。水に濡れてとてもわかりづらい状態だったようなので、少し前までだと、イエネコとしてそのまま放置されてしまっていたかもしれません。地域の方々の意識が上がって、死体も含めて情報が集まるようになってきたような気がして、死体の発見というバッドニュースではありましたが、意識の高まりも少し実感できたニュースでした。

ところで、冒頭で紅葉がきれいだと書きましたが、今日(12日)のNHK教育テレビ(21:35~22:00)の「樹木ウォッチング」という番組で、「秋を彩るカラフルな木の実と紅葉」というテーマが放送されるようです。このシリーズ、私はまだ見たことがないのですが、テキストを本屋でみつけて買ってみました。なかなかおもしろそうなので、紹介させていただきます。